駆けある記

光が丘第3小学校跡の借り受け事業者、公共工事などについて

 8/31朝10時からはじまった区議会企画総務委員会には、何十人という傍聴者が詰めかけました。
 目的は光が丘の学校跡施設の一つである光3小をどのような事業者が借り受けるのか見守る方々、区の公共工事発注に関わる案件で、公契約条例の制定をめざし検討委員会の設置を求める方々でした。
 公共工事に関わる問題について
 この間区議会には東京土建練馬支部から、公共工事現場で働く一人親方や労働者のくらしと権利を守って欲しいと、公契約条例を求め、それに先立つ検討委員会の設置を求める陳情が提出されていました。
 経済不況によって極端に仕事が減り、廃業や生活保護になってしまう人もいます。
 こうしたもとで、仕事の確保と労働単価の向上などを求める声はますます高まっており、事態は切実です。他の自治体では公契約条例を制定したり、要項で最低賃金も明記するなどの取り組みも行われています。練馬区でも制定して欲しいとの願いを強くするのは当然です。
 この日の委員会は、区発注の公共工事について透明性・公平性確保の立場から電子入札の金額を現行2000万円以上から、1000万円に引き下げること、また入札から暴力団排除の規定を設けることなどの審議が行われました。
 私からは、透明性・公平性の確保とともに工事の品質の確保の観点からいくつか質問。特に地元業者への発注を優先し現場の労働者の労働条件を守ることが必要なことから、現在区が試行している総合評価制度の拡充を求めました。
 光が丘第3小跡学校借り受け事業者について 
 地元住民の反対を押し切って進められている光3小跡の利用について、この間区議会で議論をしてきましたが、選定委員会によって1社が選定されたとの報告を受けました。
 事業者は、(株)アオバインターナショナルエデュケーショナルシステムズというインターナショナルスクールです。基本的に在日外国人子弟のための学校のようです。
 学費も高く230万円程度、経営状況は現在あまりよくありません。今後都市計画の変更を予定している区が東京都とどこまで話し合っているのかも議論では不明確でした。
 説明会が9/23.26の両日行われます。住民の皆さんのご意見を聞きながら今後議会でも意見を言っていきたいと思っています。

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