駆けある記

生活相談からー生活保護受給者の住まい、無料低額宿泊所

 飛び込みでの相談を受けました。インターネットや知人を伝わってここににたどり着いたと言っていらっしゃいました。
 生活保護受給中のお二人でしたが、区内の無料低額宿泊所といって生活保護を申請した人が、住まいがない場合一時的に暮らす、NPO法人などが運営するSSSと言われる施設です。ここでは、朝、昼2食がつき、家賃と合わせて生活保護費から差し引かれ、本人には月3万円程度しか残らない仕組みとなっています。居住環境も劣悪なところもあり、2人~3人、4人部屋でプライバシーへの配慮はなく、一人分の部屋代36、600円でそれぞれ徴収されます。つまり2人部屋で72、000円です。これだけの家賃を払えば、はるかに良い部屋に住めそうです。
 そこに3年近くも暮らし、早く出て自立した暮らしがしたいと願っても、福祉事務所はなかなかOKしません。
 一人の人間の尊厳をどう考えるのか、お話をきいていて腹がたちます。
 明日、福祉事務所にご一緒します。

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