駆けある記

福島第一原発問題で友人と話す

 福島第一原発の放射能漏れは、危機回避の見通しがたちません。
 区議会議員である私のところにも、区民のみなさんから不安の声が届きます。
 今日のニュースででは、
2号機建屋外の水 強い放射線として
福島第一原子力発電所の2号機のタービンが入っている建物の外にある「トレンチ」と呼ばれる配管などを通すトンネルで、27日午後3時半ごろ、水がたまっているのが見つかり、水の表面から1時間当たり1000ミリシーベルト以上の強い放射線が計測されたことが分かりました。
2号機のタービンがある建物の地下にたまっていた水からは、この日、1時間当たり1000ミリシーベルト以上の強い放射線が計測されていて、東京電力で関連を調べています。
東京電力によれば、27日午後3時半ごろ、福島第一原発の2号機のタービン建屋の外の地下を通る「トレンチ」と呼ばれるトンネルに水がたまっているのが見つかり、その水の表面から1時間当たり1000ミリシーベルト以上の強い放射線が計測されたということです。
水がたまっていた「トレンチ」は、原発の敷地内で放射線を管理しなければならない「管理区域」の外にある縦4メートル、横3メートルほどのコンクリート製のトンネルで、配管などが通っています。
 管理区域外からこのような放射線が計測されるとはどういうことでしょう。
 今後、海にも流れ出て行けば海産物はどうなるのか、漁業はなどさまざまな疑問・不安が後を絶ちません。
田植えも無理 
 今日は、故郷の福島に戻って新たな暮らしをはじめたばかりの友人が東京にまた戻らざるを得なくなり、話をする機会がありました。
 二本松なので、津波や地震の影響はそれほどでもなかったものの、放射能のことを考えると、しばらくは戻れないだろうと言う話です。せっかく、田植えの時期を間近に控えていながらそれも無理だと言っていました。
 今後友人は、独自に募金活動を始めるそうです。誰でも生まれ故郷は大事だし、原発さえこんなことにならなければ、すぐにでも戻りたいはずです。
 一日も早い復興のために党派を超えた取り組みが必要と痛切に感じています。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP