駆けある記

医療高齢者等特別委員会開催ー日大光が丘病院問題

 練馬区は8月1日から日大光が丘病院の後継医療機関の公募を開始し、18日に締め切られました。
 今日は、この問題での中間報告の区議会医療高齢者等特別委員会が開催されました。
 朝9時頃役所に着くと、すでにちらほらと傍聴者がいらしています。
 その後マスコミが委員会直前に撮影をするというので、傍聴のみなさんは廊下で待機ということでしたが、委員会室の前は10時前には人があふれていました。
 傍聴者が多いだろうからと、委員会室を変更することにしていましたが、正解です。
 今日の委員会は、先に特養ホームの整備問題などの報告があり、日大光が丘病院の議題にうつりました。
 地域医療課長から、公募の進捗状況の説明の後質疑。
 4法人の応募があり、公益法人1、医療法人3の内訳ということですが、今日の段階では法人名は報告なし。
 各会派それぞれ、撤退については遺憾の意を表明する場面はありましたが、今日の練馬区の態度はこれまでと違い、きっぱりと日大継続はあり得ない、次の医療機関に引き継いでいく決意が答弁の端々に感じられました。とりつく島がない状況でした。
 私たち、区議団は今回の募集要項をみても、これまでの日大がになってきた医療水準を維持できる担保がないこと、特に小児科については20人からの医師が身を削りながらマンパワーで持ちこたえてきたと、小児科の医師に会って話を聞いことも示し、練馬区に協議の再開を求めました。
 また、東京の地域医療に責任を持つ東京都に対し日大と再度話をするよう求めるべきと要請しました。
 しかし、区は全く聞く耳をもたず次の医療機関にしっかりと引き継いでいくことを表明しました。
 区議会としては、今回の問題でなんらかの意思表明は必要との立場から決議をあげることを決めました。
 8月2日午後2時~の日程で、決議案が示されます。

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