駆けある記

区の放射線対応について申し入れ

 各地で、基準値を超える放射線が測定され、区民の皆さんからは、「ここでも測って欲しい」「区の除染方法について疑問」などの声が届いています。
 区内でも小学校の廃土から0.6マイクロシーベルトと高い線量が検出され、まだまだホットスポットが区内で見過ごされていてもおかしくない状況です。
 
こうしたもと11月2日に、党区議団として練馬区に申し入れを行いました。
s-housyasenn1.jpg 申し入れ文を紹介します。
               放射線測定に関する申し入れ
練馬区長 志村 豊志郎 殿                       2011年11月2日
                                    日本共産党練馬地区委員会
                                    日本共産党練馬区議団
この間、区民によって信頼性の高い測定器をもちいて区内の放射線量の測定を行いました。その結果、区の対応基準値を超える個所が複数検出され、うち1か所は1μ?を大きく超える高い値を示しています。また区独自で行ったサンプリング調査でも練馬小学校の敷地内の廃土から0.6μ?と高い線量が検出されました。
区は、区内900か所を超える施設について測定を行ってきましたが、ホットスポットになりやすい個所については測定せず、把握しようとしてきませんでした。例えば、足立区では、学校における測定で、屋上や花壇などを含め、1校につき34か所の測定を行っています。こういったきめ細やかな測定を区として行うべきではないでしょうか。
また、この間、区民が測定した個所から高い値が検出されていることから、区民が希望する個所についても、区がそのつど測定を行い、高い値を示した場合は、除染などすみやかに対応することが必要です。
今後は、外部被曝にくわえて、内部被曝が大きな焦点になっていきます。特に給食食材など、子どもに関する食材については、できるだけリスクを低くするための対応が求められています。
放射能に関わる問題は、ここまでやれば完了ということにはなりません。区の努力は理解しつつも、区民の目線にたった対応が必要と考え、以下要望します。
1.定期的な線量測定を少なくとも週1回は行い、測定箇所についても校庭の隅や雨水が集まりやすいなどホットスポットになりやすい個所での測定を行うこと。
2.線量が高い個所は立ち入りを禁止したり、除染を行うなど、すみやかに安全対策を講じること。
3.区民から希望がある個所については、区が測定を行うこと。また測定器の貸し出しを区民に対して行うとともに、測定器を増やして体制を強化すること。
4.簡易測定器をより精度の高い機器に切り替えること。
5.モニタリングポストをすみやかに設置し、そのために東京都にも協力を求めること。
6.内部被曝も含めた対応基準値を区として研究するとともに、国や都に対して基準の設定をすみやかに行うよう強く求めること。
7.区内農産物については、定期的に放射線量の測定をおこない、検査ために出荷できなかったものについては、区として生産者にたいして補助すること。
8.給食などで使われる食材について、放射線量の測定を行い、産地の情報についても公開すること。
9.区民や区立施設の職員に対して、放射線についての知識や区内の状況を知ってもらうための説明会をそれぞれ開催すること。
housyasen2  練馬区は、区民からの声をどう受け止めているでしょうか。
 住民からの民有地の放射線にの訴えについては真摯に応えたいとしながらも、民有地については区として対応しない、自分で除染して欲しいということでした。
 どこまでやればいいのかという問題はありますが、一定の基準を設け、民有地についても対応してもらいたいと思います。
 学校給食の食材についても、サンプルになってしまうのでなどと前向きとは言えない状況です。しかし、区民の目線にたてば、他区でも対応しているところもあるのだからやるべきです。引き続き求めて行きたいと考えています。
 除染の方法が施設によってまちまちであり、安全性にも問題があることも指摘しました。これについては、区は今統一したマニュアルを検討中とのことでした。
 
 この申し入れについては後日文書で回答をもらうことになっています。

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