駆けある記

成人式で

 今日は、新成人を祝う成人式が豊島園で行われました。
 毎年、この日は新たに成人としての区切りをつける青年たちの晴れやかな姿を見るのが楽しみです。
 振り袖を着て、慣れない歩きで友人同士駆け寄る姿、久しぶりにあえた喜びを分かち合っている姿、笑顔がとてもかわいくてすてきです。
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 今年は、こうした姿を見ながら昨年の東日本大震災を思いました。122万人の新成人のうち約6万人が被災地で成人の日を迎えたといいます。
 震災で多くの友人を失い失意にくれながらこの数ヶ月を過ごし、迎えた成人式。
 岩手県陸前高田市では犠牲になった新成人の遺影が席におかれたそうです。「苦しいことがあったとき、あなたたちを思い出し踏ん張る。楽しいことがあったとき、思い出しその分も笑い、あなたたちのことをわすれずに進んでゆく」と成人の誓いがありました。         
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 若い世代は、この震災をきっかけに「自分に何ができるか」を考え被災地へのボランティアに参加し、「原発依存でいいのか」とデモに参加しました。
 この国のありかたが根本から問われるきっかけとなった震災を忘れず、主権者として新しい歴史をつくっていってもらいたいと心から願っています。
 私自身も、希望ある政治の流れをつくっていくためみなさんと力を合わせる決意を新たにした成人の日でした。

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