駆けある記

練馬光が丘病院問題で質疑

 昨年夏以降、練馬光が丘病院の診療実績などの報告が途絶え、何度か報告を求めてきましたが、2月18日の医療・高齢者等特別委員会にようやく陳情審査と合わせてでてきました。
 

現状および今後の対応
 1,医師
  2013年2月1日現在、常勤79人、非常勤13人、常勤換算で91人。
  2013年4月1日に、常勤換算で100人程度とする。
 2,看護師
  2013年2月1日現在、常勤206人、非常勤13人、常勤換算216人。
  2013年4月1日に、常勤換算で250人程度とする。
 3,病棟稼働
  現在、9病棟(342床)のうち7病棟が稼働。
  2013年4月1日、全病棟オープン
 4,重点医療
  ①救急医療
   救急室を拡張し、より多くの救急患者の受け入れを行う。また、血管造影撮影装置の更新により  心臓カテーテル検査による循環器疾患への対応や、内視鏡センターの設置により内視鏡を用いた消  化器内科疾患への対応が可能になるなど、今後更に救急医療体制を強化することとしている。
  ②小児医療
   常勤6人、非常勤7人の医師を配置し24時間365日対応できる体制を整えている。今後は患  者増加に対応できるよう小児科医の増員を図ることとしている。
  ③周産期医療
   4月の開院以降、妊婦検診を開始。9月から分娩対応を開始。常勤4人、非常勤2人の医師を配  置。2月7日現在、合計22件の分娩があり、7月以降の分娩予定者は15人以上となり、分娩件  数は年間200件の見込みである。周産期セミオープンシステムの充実を図り、今後は年間500  件を目指す。
  ④災害時医療
   災害拠点病院として、練馬区や地域の災害医療訓練に参加するなど、災害時の対応に備える活動  を積極的におこなっている。今後も災害時の医療救護体制の拠点としての役割を果たす。
 5,2013年度周産期セミオープンシステム事業
  ①契約日 2012年10月1日
  ②練馬区周産期医療連携推進会議
   2012年10月23日開催 5診療所、7助産所が産科
  ③2012年12月1日から、周産期セミオープンシステムの実施
  ④2013年2月1日現在、登録医療機関5診療所

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 質疑では、一人会派の議員から「この107号については、日大中心でなければ医療が受けられないと言っていた方たちが、今度は地域医療振興協会中核としてもっと金を出せ、抜本的強化をしろと、これその場その場でいろいろ意見はあるんでしょうけど、区でもどういう対応するのかわかりませんが、この委員会のみなさんどういうふうにお感じになるのか意見をうかがいたい」と意見があり、
 委員長から、陳情の結論を出したい旨の発言。
 とや英津子からは、小児の患者の伸び悩み、医師の入れ替わりについてなどを質問しました。
 小児や産科は練馬区でも重点医療として位置づけており、その充実は急務です。
 引き続き、練馬光が丘病院の運営について議会で取り上げる必要を感じています。さらに3月11日は、陳情の結論となります。陳情者の意向を最大限尊重したいと思います。

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