駆けある記

児童福祉法24条守り、待機児なくせ

 午前中の日程を終え、石神井の男女協働参画センターで行われる「保育園に入りたいパパママ集まれ」に参加しました。
練馬保育問題協議会や父母連が中心となって、毎年つづく保育園待機児の深刻な状況をなんとかしよう、みんなでなにかできないかと企画されたものです。
 公立・認可保育園に入れず、認証保育所になんとか入れたという、パパママからの発言は今の練馬区がかかえる、矛盾をするどくついていました。
hoiku
 
 認可保育園を申し込んだが全部落ちて、認証保育園をまわったが待機児が多く断られた。2歳児で申し込んでも入れなかった。
 希望するすべての子どもたちが認可園に入れるようにしてほしい。
 認証と認可保育園では園庭や保育料でかなり差があります。
 小さいときから、子育ての環境に格差ができるのはおかしい。との発言も。
 また、なんとか認証にはいれたお子さんを持つお父さんからは、認可園すべて選考落ち、たまたま新しい認証保育園ができると知りぎりぎりでは入れた経験を語りました。そして、こんな状況だったら、練馬区に住まなかったとも。
 保育の必要度をはかる指数についての問題提起もありました。
 
 みなさん、保育園に入れなかったことで区役所にでかけ、声をあげています。でも、個別に行っているため役所の対応は、通り一ぺんで誠意のないものであることがわかりました。
 ひどいことに、区長の一言で決まるとか、自分たちは上から言われていることをやるだけなどという対応までしていることが明らかになりました。
児童福祉法24条では、

市町村は、保護者の労働又は疾病その他の制令で定める基準に従い条例で定める事由により、その監護すべき乳児、幼児又は第39条第2項に規定する保育に欠けるところがある場合において、保護者から申し込みがあったときは、それらの児童を保育所において保育しなければならない。だだし、保育に対する需要の増大、児童の数の減少等やむを得ない事由があるときは、家庭的保育事業による保育をおこなうことその他の適切な保護をしなければならない。

 と規定しています。今の練馬区は24条違反と言われても仕方ないでしょう。
 この間練馬区は保育園を増設してきてはいますが、追いついていません。計画の大幅な上方修正、緊急での対応が求められます。
 今日の集まりでは、個別ばらばらに行動を起こすより、みんなでやった方が効果的だということが、参加者の共通認識になったのではないかと思います。
 私も、皆さんの生の声を聞けて本当によかったと思います。今後の活動に活かしていきたいです。

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