駆けある記

練馬で200規模の病院整備へ一歩

 昨日までの陽気はどこへ行ったのか、日中も気温が上がらず肌寒さを感じた一日でした。
 明日の文化センター大ホールの演説会を控え連日の宣伝。今日の夕方は練馬駅中央口でしたが、寒か~!
 でも、道行くひとが声をかけてくれる、手を振ってくれるなどたくさんの激励をいただき心は暖かでした。
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さて、午前中は区議会医療・高齢者等特別委員会が開催されました。日大が撤退してから一年たち、運営状況の報告がありました。
 この状況については、後日改めていたします。
 もう一つは、病院の整備問題。
 10万人あたりで都内平均の3分1という練馬のベッド数、医療過疎の解消は区民の悲願とも言えます。
 この間私たち区議団は、松村前都議とともに厚労省からのレクチャーや東京都への要請行動を行い、練馬区に病院整備が可能となるよう要求してきました。
 国の医療政策は医療費抑制の立場から病院ベッド数を増やすという方向には動いておらず、東京都も二次医療圏といって、都内で2次医療を行える病院のベッド数をいくつかの圏域ごとにくぎって定めています。
 練馬区は区西北部に属し、板橋区、北区、豊島区が同じ圏域に属しています。
この圏域には特定機能病院が 2 病院(帝京大学医学部附属病院・日本大学医学部附属板橋病院)あり、圏域内の病院病床数の約 1 割強を占めています。また、都立大塚病院のほか、公益財団法人保健医療公社豊島病院及び高齢者専門医療を提供する東京都健康長寿医療センターがあります。
 いずれの病院も練馬区以外に設置されているため、区民は外来、救急など区内の病院にかかれないことも多く、区民からは不満の声も上がっていました。
 この4月、東京都が医療計画を改定し、区西北部に353床のベッドを増床できることとなりました。
 この事態をうけて今後練馬区は、200床規模の病院整備にむけ今年の6月頃までに東京都と事前相談に入ります。事前相談のためには、土地の確保と医療機関を特定することが必要です。
 今日の委員会では、条件がととのいつつあることを示す報告、答弁がありました。
 練馬区の医療計画では、2017年度には新病院着工が目標となっています。
 今後の協議にもよりますが、17年度より早く着工できるよう慎重かつ迅速に進めていってもらいたいと思います。
 回復期リハビリ病床、療養病床、在宅との連携もモデル事業として行いたいとの報告もありました。
 一日も早く区民の医療要求に応えられるような、病院整備をしていくために私たちも議会内外から意見を言っていきたいと改めて思っています。

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