駆けある記

外かん自動車道説明会ーやっぱり変だよ

 昨年9月に外環自動車道の工事着工式が行われ、大泉インターチェンジ周辺の準備工事以来急速に整備への動きが活発化しています。
 準備工事、道路区域と地上権設定、大深度地下使用認可申請と目白押しで説明会が開かれ、そのたび住民は会場に足を運びます。
 8月末に行われた道路区域の説明会では200くらいある席の8割方が参加者で埋まりました。
 
 説明会では、スクリーンで最初の1時間以上が説明にあてられ、住民からの質問受付は30分あまり。不完全燃焼、住民の納得が得られたとはとても言えない状況で、説明会は打ち切られています。
 3日の説明会は下石神井小学校体育館で開催されましたが、午後7時から8時半のやはり1時間以上は説明。
 たった30分の質疑で5人の人しか質問できず、一方的に打ち切られています。
 しかも、当該地域の住民が行きにくい場所であったせいもあり、70人あまりの参加者でした。
 これで説明会と言えるのか、住民の理解を得ながらと言えるのかと率直に感じました。
gaikan
 青梅街道周辺地域では地元町会がインターチェンジ設置に反対しており、説明会出席もボイコットしています。
 これも、国は建設反対住民と真摯に話し合うこともせず、地域課題検討会も開かれていない状況だから当然です。
 1兆円ものお金をかけてオリンピック開催に間に合わせるといいますが、国の借金を増やすような大型公共事業の推進はやめるべきです。
 

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