駆けある記

派遣労働で9年間もーくらしの相談から

 先週は台風の影響をうけ、22日~24日の日程で行われた企画総務委員会の視察先でも降られてしまいました。
 土曜日は、とや英津子事務所での区政報告会、日曜日も区民施設で行いました。雨の中来て下さった方々に感謝。
 さて、先週は2人の子どもを育てるお母さんから相談を受けました。
 ある法人で働くお母さん。二人目を産むときに産休・育休の取得手続きをしようとしたところ、経営上の都合から「育休が終わったら辞めて欲しい」と言われました。
 その時は、直接の上司がなんとかとりなしてくれて結論は先送りになったまま育休に入りました。
 しかし、来年4月には保育園にお子さんを預け、職場復帰しなければなりません。
 職場の労務担当に問い合わせたり、上司に話しを聞いたりしますが、はっきりせず「難しいかもしれない」などと言う答えも返ってきたそうです。
 保育園の申し込みもあり、困っています。
 話を聞き取るうちにわかってきたことは、なんと派遣で一年更新、9年間もその身分のまま働き続けてきたことです。不安定な身分で長い間働くのは将来にむけた計画もなかなか立てられません。
 労働法も変わり、5年以上の派遣労働者については正規雇用にとなっています。法人と交渉し正規職員への道を要求するとともに、9年も働かせておいて育休明けから来なくて良いなどという身勝手な会社を許さない動きをつくっていきましょうと、話をしました。
 来年4月には無事保育園入所と職場復帰が果たせるよう力を合わせていきたいと思います。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP