駆けある記

在宅療養問題(医療・高齢者等特別委員会)

こんばんは。練馬区議会議員のとや英津子です。
1月22日は練馬区議会第1回定例会前、三つの特別委員会が開催されました。
私の担当する医療・高齢者等特別委員会では、特に在宅療養と明日から始まる国会で法案が提出される介護保険の見直し問題についてなどが報告されました。
 高齢化社会を見据え、高齢者が住み慣れた地域で安心して療養をしながら暮らしていけるようにするため、練馬区でも在宅療養は地域医療計画の重点課題として位置づけられています。
 今後その推進をするためとして、関係理事者から資料をもとに報告を受けました。
 課題を3つ(多職種の連携強化、サービス提供体制の充実、区民への啓発・家族の支援)にわけ、それぞれ具体的な取り組みを明らかにしています。
 2014年度の取り組みでは、実施予定の事業は6事業。
 ①地域別事例検討会の開催
 ②コーディネート能力向上研修の実施
 ③訪問看護への同行研修
 ④後方支援病床の確保
 ⑤講演会・シンポジウム等の開催
 ⑥在宅療養窓口の運営
 今後在宅療養は、高齢化の進捗にともない一つの重要な選択肢として進めていくべきものだと思います。
 しかし、多職種の連携もそれぞれの立場で認識も異なり、訪問診療の実態も区として充分つかめていません。
 一つ一つの事業を関係者の意見をよく聞き取り、スムーズにスタートさせてもらいたいと思います。
 誰でも平等に年をとっていきます。いつ療養生活になるかわからないわけで、その場所が病院、施設、在宅など本人の希望を最大限尊重できるシステムを一日も早く構築して行くことが必要です。
 
  

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