駆けある記

保育園さらなる民間委託はやめるべき

 こんにちは。練馬区議会議員のとや英津子です。
 今日から各会派の一般質問が始まりました。一日目は自民党と公明党がそれぞれ2名登壇しました。
 その中で気になったのが、保育所と学童クラブ。
 待機児解消をどうしていくかの問題で、保育所については委託問題が質問されました。
 区長は、さらなる民営化をすすめていくと答弁。
 この間、区は委託・民営化方針、計画で区営と私立保育園、委託園をおおむね半々にしていくといっており、2016年までに20園の委託が決まっています。
 区はこれまで、これ以上の委託は明確にしてきませんでしたが、今回初めて区長が明言したことになります。
 民間委託は、子どもたちや保護者、職員に多大な負担を強いることになり、これまでも区民から止めて欲しいとの意見が上がっていました。
 区営保育園がこれまで培ってきた保育水準は30年以上にわたるながい積み重ねがあります。これを壊すようなことがあってはならないと思います。
 学童クラブについても、今年は174人の待機児がでました。
 この間受け入れ上限を引き上げて定員を471名も超過し、「詰め込み」を行っているため、子どもたちの生活環境はより厳しくなっています。
 こうした状況のもと、待機児解消を口実に、事実上の学童保育解体ともいえる全児童対策に学童保育を吸収し廃止する議論をはじめています。
 区は、今後のあり方として「全児童対策」をすすめていくことも答弁しました。
 明日は、これらの問題について区議団としても質問します。

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