駆けある記

保育所申し込み(第一次)依然深刻な待機児

こんにちは。練馬区議会議員のとや英津子です。

4月からの保育所入園申し込みの第一次申請状況が明らかになりました。

集計結果をみると公立計で、欠員1422人に対し、2011人が第一希望で申し込んでおり、私立では、1956人の欠員に対し、2248人の申し込みでした。

認可園(公立+私立)全体でみると、3378人の欠員で、4259人が第一希望で認可保育所に入園希望を出しており、単純計算で881人の子どもたちが入園不承諾になってしまいます。

一方、全体の申請者の傾向をみると、99%が認可園を希望していることも明らかになりました。

選考結果の翌日の晩、保護者が練馬区役所に訪れ、保育課に要請行動を行いました。

ところが、この日役所に連絡を入れていたにもかかわらず返事はもらえず、担当課は真っ暗。誰もおらず、話もできませんでした。

入園不承諾をうけた保護者の話はとても切実で、申し込んだ園は全滅でこの時点で4月以降の預け先が決まらないことに、不安と焦りで一杯の気持ちが痛いほど伝わってきました。次の日もお母さんが控え室に相談に来て、「4月から8時間勤務が決まっている。これまでは、育休とらずに時短で仕事をしてきたが、育休をとった方が良かったのか」と区の入園先行の矛盾に怒りをもってお話されていきました。

練馬区は、今年度認可保育所を17園整備し、1211人の定員拡大をはかってきましたが、来年度以降の計画は、新ビジョンのアクション計画では、3年間で8カ所と大幅なダウンです。しかもビジョンの中では待機児問題には一切ふれておりません。

27日まで二次募集の期間ですが、希望するすべての子どもたちを入園させるため、あらゆる手をつくすべきです。

 

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