駆けある記

手をつなぐ親の会ー差別をなくして安心して暮らせるように

こんにちは、練馬区議会議員のとや英津子です。寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

先週月曜日、練馬手をつなぐ親の会の新年会が勤労福祉会館で行われ、参加させていただきました。

政府は通常国会に、障害者総合支援法改定法案を提出する予定。2月には障害者権利条約批准による政府報告書を提出しなければなりません。また4月からは障害者差別解消法が施行されます。

安倍政権になってからの3年間は社会保障削減で患者・障害者にとって本当に受難の年でした。4月を前に障害者権利条約をないがしろにするような施策の逆戻りは許されません。

この日は、20才を迎えた方、還暦を迎えた方のお祝い会も同時に行われました。残念ながら、ご本人はほとんど出席しておらず、お母さんと施設の方がお礼とご本人の様子を語ってくれました。

20才を迎えた方のお母さんは皆さんへの感謝を語っていたのですが、今日までどれだけの苦労があったのでしょうか。想像するしかないのですが、20年前といえばまだ障害者への配慮も事業も不十分だったでしょう。踏ん張ってきたお母さんを心から応援したい気持ちになりました。

還暦を迎えたかたのお母さんは、もっと大変です。車いすに乗って皆さんにお礼を言っていました。今でも、親をこき使うと笑いながらおっしゃっていましたが、今だから笑えるのかなと思いました。そして、これからが本当に心配だろう、自分がいなくなった時、この子はどうやって生きていくのか。見通しがあるとは言えない状況です。

誰もが、差別されず安心して暮らせるよう実効性ある法律の実施を求めていきたいと思います。

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