駆けある記

本会議における一般質問取り消しの動議について5会派共同で議長に申し入れ

こんばんは、日本共産党練馬区議会議員とや英津子です。

先日報告させていただいた、公明党議員による共産党名指しでの一方的な非難の一般質問をめぐる問題で本日、かしわざき強議長の本会議運営に重大な瑕疵があるとして、野党5会派共同で申し入れを行いました。さらに夕方からは共同で記者会見も行いました。

議長への申し入れ文書は以下の通り。


 本会議における一般質問に対する取り消し動議について

6月2日に公明党うすい民男議員は、一般質問において、本来行政の姿勢をただすべき本会議の場で、答弁や反論の機会を与えないまま共産党を非難した事は、議会ルールに違反するものです。

翌日、共産党とや英津子議員が一般質問で、うすい民男議員の発言に対して「事実無根のものも含まれている」として発言の撤回を求めました。

その直後、突然うすい議員は発言を求め、自身の発言は「全くの事実」であるとして、とや議員の発言の取り消しを求める動議を提出しました。これを受け、議長は議事進行を求める他の動議を無視して採決を強行しました。

 今回のこの一連の流れの中で、議会運営上大きな問題があると考えます。1つは「事実無根の発言がある」と「全く事実」という2つの意見が出ている時にその事実関係を調べもせず、「全く事実」という一方の意見だけを取上げ、強行に採決したことです。2つには、2名から動議が出されていたにもかかわらず、無視したことです。

 これは議員の発言権を奪うものであり、議会制民主主義を踏みにじるものです。

以上の理由から、うすい議員の動議の撤回、取り消しを含む議事のやり直しを求めます。

議長に野党5会派で申し入れ

議長申し入れ

 

 

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