駆けある記

練馬区議会第3回定例会が終わりました

こんにちは、練馬区議会議員とや英津子です。今朝は雨模様の中、大泉学園駅北口で、薬師辰哉区議とともにご挨拶からスタート。

さて練馬区議会第3回定例会は10月14日(金)に39日間の会期を終えました。
今議会では、決算議案を含め計23議案の審議を行い、北朝鮮によるミサイル発射と核実験に抗議する議員提出議案2件、固定資産税などの軽減措置の継続を求める委員会提出議案を決議しました。
党区議団は、地域活動支援施設とスポーツ施設のいずれも関越高架下に整備するとした条例、2015年度一般会計など4決算議案、2016年度補正予算一般会計1議案の計7議案(賛成率69%)に反対しました。
2015年度練馬区普通会計決算は、歳入2,471億7,727万円に対し、歳出2,408億8,157万円であり、実質収支で61億2,618万円の黒字でした。昨年度の44億より17億の増です。これは納税義務者の増と収納率の向上、さらに固定資産税の増収などによるものですが、区民負担増の一方で保険料などが強権的な取り立てをされている実態があります。さらに不用額(使い残し)は、一般会計と特別会計を合わせて96億3,559万円と前年より13億8,912万円、16、9%の増となり、区民の暮らしや福祉に影響を与えかねない状況が続いています。
党区議団からは、やくし辰哉区議が決算の反対討論にたち、第一に深刻な区民の実態をかえりみず、負担を増やしていること。第二に、経済対策が的確に機能していないこと。第三に、区政改革を区民サービス後退の口実とし、一方で外環の2や放射35号線、補助135号・232号線など、区議団の試算では約2000億を超える都市計画道路事業は推進していることなど3点を理由に反対を表明しました。
また補正では、財調交付金の20億円増額修正分と一般繰越金約10億円の財源が生まれたものの、18億円を財調基金に積み込んだため、20億1千万の補正予算となりました。その結果待機児解消策には7億円の予算が組まれたものの、昨年度に続き経済対策予算は約3億円にとどまりました。区民の暮らしや中小業者の営業が大変な時だからこそ思い切った補正予算が求められているにもかかわらず、不十分なものであったことなどから一般会計に反対しました。

決算質疑で私は副委員長を務め、補正予算の質疑にたちました。区議団で力をあわせ、区民の要求を取りあげ論戦しました。

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