駆けある記

夜間定時制高校廃止やめよー江北高校へ

こんにちは、練馬区選出東京都議会議員とや英津子です。

2015年に東京都は「都立高校改革推進計画・新実施計画」でチャレンジスクールや昼夜間定時制高校の規模拡大の一方で、夜間定時制高校のうち、立川高校、小山台高校、雪谷高校、江北高校を廃止する方針を打ち出しました。


私たち都議団の教育チームらは、保護者らからも強く廃止をしないで欲しいと要望が出ている、江北高校の調査に向かいました。

江北高校は現在4学年で110人が在籍し、夕方5時半から授業がはじまります。私たちは一時間目から授業の様子を見学させていただきました。一クラス10人前後の授業は子どもたちが手を上げたり、先生に話しかけたりすればどの教科でも先生がすぐに生徒の話に応えることができ、とても良い雰囲気でした。昼間の授業は40人学級なので机は教室の隅々まで置かれていますが、授業をする先生も生徒もゆとりを持ち授業に臨んでいる姿が印象的でした。


少人数学級の、最大のプラス面を見たようでした。給食は一食420円、私たちも試食をさせてもらいましたが、とても美味しく、食堂では話しかけてくる生徒も。少し気になったのは食べない生徒、牛乳のみの子がいたことでした。

江北高校は今年、卒業後の進路は全員決まったそうです。城東職業能力開発センターが近くにあり、特別にお願いして夜間の生徒の職業訓練をしてくれてもいます。

夜間定時制高校は、少人数の家庭的な雰囲気で運営され、昼間夜間勉学する勤労学生も少数ですが通っています。さらに、さまざまな原因で中学校まで不登校や引きこもっていた生徒、親の所得が低い家庭の子どもなど多様な生徒を受け入れています。

ところが都教委は、こうした優れた教育を実施し多様な子どもを受け入れてきた夜間定時制高校を廃校にしようというのです。都は「チャレンジスクールでカバーする」と繰り返し保護者などに説明しますが、チャレンジスクールは多様な困難をかかえた生徒たちに個別で丁寧な対応をする夜間定時制高校とは大きく性質が異なり、代替にはなりえません。

さらに廃校になってしまえば通学に要する経済的、体力的、精神的負担の増大は避けられません。

都教委は、子どもたちが安心して学ぶことができる環境を保障すべきです。四校の廃止は絶対にすべきではありません。

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