駆けある記

改めて言いたい、親の稼ぎで教育の格差つける行政

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

曇り空の中、自転車で駅に向かうと光が丘大通りの木々が色づき始めたのに気がつきました。大好きな秋です。今日向かった先は、永田町の星陵会館。その後、都区政報告会。

今日は永田町星陵会館で「We Love 私学」という集まりがありました。今回で26回目を迎える私学のつどいでした。
私学助成の拡充を求めて都内の私立学校教職員組連合と私学教育を守る父母連合会の人たちで作られた実行委員会が主催です。生徒と保護者と教職員の三者が心を一つにして豊かな学校教育、誰もが教育の機会を均等に与えられるようにと様々な行動をしてきている報告を聞くことができました。

今日のつどいに来ている保護者、生徒、教員のみなさんは比較的積極的な人たちかも知れませんが、学びながら行動している報告に感動しました。

生徒たちが主体的に署名の行動に出るには、私学助成の仕組みや大切さを学ばなければなかなか足が出ないでしょう。実際、生徒の一人は、駅で署名をとっていると他人ごとのように通り過ぎていく人がいる。でもかつての自分がそうだったから気持ちは分かると言っていました。同時に私学助成の理解が進んでいないことを感じていることを発言していました。知ることの大切さを自ら感じている発言でした。

父親とうまくいかず一時保護所にいた生徒さんの発言は私の胸をうちました。

一時保護所を出て、里親さんの所で暮らしながら福祉の通に進みたいと私立高校を選んだ生徒さん。実の母親が無理して自分の学費を出してくれていることを知り、自分に何ができるか考え私学助成のことを学び始める。すると、自分の家は助成金の対象外であったことを知るのです。三年生になって専門学校への進学が決まりかけていたのですが、離れて暮らしていた父親の年収が基準をオーバーしていたため、奨学金が不採択になり進学を諦めざるを得なかったと。

子どもにとって進学先や就職先を決めることは、その時点では一世一代のことだと思います。ところが、親の稼ぎの高低で進路が制限される。こんな不合理なことがあるでしょうか。家庭によって事情は様々です。所得だけで判断するとこうした事態が生じるのです。

今日は、挨拶で国連人権規約のこともお話させていただきました。「教育についてすべての者の権利を認め、義務教育は無償であり中等、高等教育ともに無償とすることで、均等に機会が与えられるものとすること」と述べています。日本政府は2012年にこの規約の「留保」を撤回しました。教育の無償化は国の責任なのです。そして、都道府県の責任でもあると思います。国際社会に恥じない教育施策を目指して力をつくしたいと改めて決意したつどいでした。

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