駆けある記

銭湯は文化とコミュニティの空間

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

昨日は、東京都公衆浴場生活衛生同業組合の新年会にお招きいただきました。この組合は銭湯の経営者さんの集まりです。

今年は、お正月に友人と石神井にある「富士の湯」さんに行ってみました。大きな浴槽は気持ちが良く、ゆっくりできました。小学生の女の子が話しかけてきて、「子どもの頃は嫌いだったけど、今は好き」と。「子どもの頃?」と返すと「昔だよ」と答える。楽しい会話もできました。初めて会う人をつなぐのも銭湯です。富士の湯は、たたずまいが瓦屋根で中に入るとさらにレトロな雰囲気があります。

練馬区には、銭湯は全部で22件。かつては60件近くあったのですが、内風呂が普及するにつれて減少していきました。銭湯の経営は設備の更新などに莫大な予算がかかり、経営者が自分の代で終わろうと考える方も多く減少を余儀なくされてきました。それでも練馬の22件は頑張ってご商売を続けています。
区との協力事業で、ハーブ湯、こどもの日の菖蒲湯、桃の葉湯、敬老の日よもぎ湯などなど毎月、入浴しに来る人をが楽しめるようにと趣向をこらしています。

日本共産党都議団は2016年には、公衆浴場(銭湯)の持つ福祉、文化的価値を守り、その振興を図る「東京都公衆浴場振興条例」案を提出しました。
条例案では、浴場振興は経営者や関係団体の主体的な努力を促進するものとし、都の責務として施策を総合的、計画的に実施し、必要な支援を行うことを明記。「公衆浴場の振興に関する計画」を策定し、策定にあたっては浴場関係者や都民の意見を反映するよう務めなければならないとしています。また、都が財政措置を講じて進める振興施策として、経営安定支援、助成や上下水道料金の軽減、事業継承支援、文化的・歴史的価値の保存、活用など9項目をあげ、10月10日を「銭湯の日」に定めるとしています。
老舗の浴場が相次いで閉店し、2016年には都内の浴場は630軒に減少しています。高齢者、スポーツ愛好家、外国人観光客などのニーズも高く「浴場関係者からも『もっと銭湯を盛り上げてほしい』という声が寄せられていました。

この条例案は残念ながら否決されていますが、浴場経営者のみなさんの声をもっと届けて、「今ある銭湯は減らさない」という立場に東京都がきちんと立って予算もつけるよう力をつくしたいです。

たまには銭湯へ。

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