駆けある記

選択的夫婦別姓法制化を求める請願採択ー都議会が閉会

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

都議会第二回定例会が19日、閉会しました。

最終日の討論は藤田都議が行いました。討論の内容はこちらから。

私の所属する文教委員会では、マスコミでも報道されました「選択的夫婦別姓制度法制化を求める意見書提出」の請願が賛成多数で採択となりました。反対したのは自民党だけでした。

姓を家族共同体の名称としてとらえていることから、個人を表すものとして認められないようです。

日本は先進諸国の中で唯一、国連女性差別撤廃条約で明記されている結婚時の姓を選択する権利を実行しない国です。そのため女性差別撤廃委員会から、選択的夫婦別姓制度のための法制化を勧告されています。

この勧告に真摯に向き合わない日本は世界から遅れていると言われても仕方ありません。名前はその人のアイデンティティーと結びついて居ます。結婚によって姓を変えざるを得ないことは、抵抗感のある人も多くアイデンティティー剥奪になっている場合もあります。

現代社会では姓を変えているのは圧倒的に女性という状況です。やむを得ず籍を入れずに事実婚としている方もいますが、法律婚と事実婚では様々なところで不利益があります。個人の尊厳を重んじ、同姓、別姓どちらを選んでも不利益のないようにしていくためにも選択的夫婦別姓の実現を早期におこなうべきです。

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