駆けある記

都予算の1,7%組み換えで暮らし・福祉充実

こんにちは、日本共産党都議会議員とや英津子です。

コロナ感染について、都教育委員会は新学期の準備についての考え方を明らかにしました。部活動は行わない、入学式の参列者の制限などです。都は12日までひきつづきイベントを自粛することを方針としてまとめています。

そうした中、都議会第一回定例会も最終日を27日に迎えようとしています。

昨日は予算組み替え提案の記者会見を行いました。

わずか1,7%です!

以下に組み換え提案の主な内容を紹介します。

【予算組替えの規模】

〇大型道路建設・大型開発の中止など施策の見直しによる歳出の減額は43項目、   1278億円で、組替えの規模は、知事提出一般会計予算案(7兆3540億円)の1.7%に当たります。

〇歳出の減額により生み出した財源と、財政調整基金の一部を活用することにより、都民施策を創設・拡充し、80項目、1542億円を予算化しました。

             【組替え提案の主な内容】

1、都民の命を最優先で守る防災対策、新型コロナウイルス対策を充実

〇災害復旧事業を創設し、台風や地震の災害から迅速に復旧に取り組めるようにします。

〇木造住宅の耐震助成を100万円まで全額助成とし、地震対策の入口である住宅耐震を抜本強化します。防災ラジオや感震ブレーカーを要配慮者宅等に普及します。

〇新型コロナウイルスのPCR検査を行う職員を増員し、検査体制を強化します。

2、国民健康保険料(税)の減免、都営住宅の新規建設など都民の暮らしを支援

〇高すぎる国保料(税)のなかでも、特に子どもが増えるごとに保険料が増す「子どもの均等割」は、人頭税のような仕組みであり改善すべきです。区市町村に東京都が補助することにより、子どもの均等割を減免します。

〇応募倍率が全国でも突出して高い都営住宅を21年ぶりに新規建設し、4000戸建設します。

3、福祉と子育てを最優先に、特別養護老人ホームや認可保育園の整備を促進

〇約3万人の待機者が切実な特別養護老人ホームの整備促進のため、整備費補助の増額、経営支援のための補助金の増額、介護職員の賃金引き上げのための人件費補助などを行います。補聴器購入への補助を行い高齢者の聞こえを支援します。

〇シルバーパスは、1000円パスに加え3000円パスを発行し、負担を軽減します。利用できる交通機関を拡大します。

〇待機児解消と質の確保をめざし、認可保育園の新設や園庭確保のための土地購入費支援制度の創設、公立保育園の整備費補助などを行います。

〇子どもの貧困打開のため、児童育成手当を増額し、ひとり親家庭などを支援します。

〇心身障害者福祉手当を増額するとともに、精神障害者も対象とする、心身障害者医療費助成の対象を広げるなど、障害者福祉を充実します。

4、私立高校の入学金の無償化、学校給食費補助、35人学級拡大など教育の充実

〇私立高校の入学金の無償化や、小中学校給食や保育園給食に補助を行い、教育格差解消と学費無償化をめざします。

〇35人学級を小学校3年生と中学校2年生に拡大するとともに、特別支援学級・教室の教員や副校長・養護教諭などを増配置し、教育の充実と教員の長時間労働の改善を図ります。都独自の全員対象の学力テストを中止します。

〇特別支援学校の重度重複学級の増設や、医療的ケア児のスクールバス対応などのための正規看護師の増配置を行います。

5、若者の文化施設の料金割引、学生向け奨学金制度の創設など若者を応援

〇高校生・大学生が文化・芸術に気軽に触れることができるよう都立文化施設割引制度を創設します。

〇世界一高いといわれる日本の高等教育の負担を軽減するために、大学生向けの給付制奨学金制度を創設します。都立大学の授業料を引き下げます。

6、環境対策の強化、雇用と中小零細事業者の営業を守る

〇ヒートアイランド対策推進のため、都内の気象の実態を観測する体制を整備します。小規模な再生可能エネルギー発電や住宅の断熱改修への相談事業を始めます。道路や基地などの騒音対策のための計画を策定します。

〇非正規労働者を正規化する企業への支援や、最低賃金改善や長時間労働是正のための調査・検討を行い、雇用と生活の改善をめざします。

〇就職に困難を抱えた都民を対象に就労困難者特別支援事業、就職氷河期世代雇用安定化支援事業を増額します。

〇中小企業・小規模企業への支援のため、「公契約条例」の制定に向けた検討会や、小規模企業のリフォーム・設備改善補助を創設します。

7、多摩・島しょ地域の格差解消と課題の解決を図る

〇島しょ地域住民が島外の病院で医療を受ける際の交通費・宿泊費を助成します。また、島しょへの観光費用を助成する制度を創設します。

〇多摩地域のNICU整備促進制度の創設や、小中学生医療費助成の通院費の一部負担の無料化、多摩地域の歩道整備の増額、シルバーパスの多摩都市モノレールや都県境を越えるバス路線への適用など、多摩地域と区部との格差解消を進めます。

〇調布飛行場に代わる新たな飛行場設置にむけた調査を行い、島しょへの定期便を確保しながら住宅密集地に隣接した調布飛行場の閉鎖をめざします。

8、都立病院独法化、カジノ調査、外かく環状道路などの予算を削除

○都立病院・公社病院の独立行政法人化の準備費、カジノに関する調査費、羽田空港機能強化のための調査費を削除します。

〇外環道及び外環の2(地上部道路)の建設は、酸欠空気の発生など住民の安全を脅かし、住民の反対も強いため削除します。住民反対が強く地域の環境やコミュニティーを破壊する特定整備路線などの大型道路予算も削除します。

〇使用目的も算定根拠も不明瞭なスマート東京推進基金を廃止し一般財源に繰り入れます。

都民の切実な願いに応え、これだけのことができるんです。

 

 

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