5/17、健康福祉委員会で今年度4月1日現在の保育園待機児数が明らかになりました。
昨年は、429人の待機児を出した練馬区ですが、373人の定員増をはかってきたきたにもかかわらず、今年はなんと552人の待機児を出しています。
特に、1歳児で267人、2歳児で158人と多くなっており、子育て世代が働きに出ざるを得ない状況に加え、育休明け保育を望む方々も増えていることが特徴的です。
安心して子を産み育てたい、子どもを生んでも働き続けたいという当たり前の願いが通らないことは、重大です。
練馬区は待機児解消を口では言いますが、そのやり方は公立・認可で解消する立場ではなく、認証保育所も活用しながらであり、保護者の実態を考えていないと言わざるを得ません。
国会では、小池晃議員が国の責任を追及し、国有地も活用して待機児解消をはかると約束をさせました。
練馬区では、国有地だけでなく都有地も含め保育所として活用できるのではないかといった、土地や施設があります。こうしたところを区として総力をあげて待機児解消に踏み出すべきではないでしょうか。
また、区の出してきた資料を見ると、実態と違う数字が公表されているのがわかります。
待機児のカウントの考え方をこの間区は変えてきており、区立の保育園を希望しながら、結果的に保育室、認証保育所、家庭福祉員などの認可外保育所や様々な事情から特定の保育園のみ希望している子は、待機児から除外されてしまいます。
純粋に区立・認可の保育園を希望しながら入れなかった子どもの数は、実は1009人にものぼるのです。
こうした、区の考えではいつまでたっても本当の待機児解消にはならないのではないでしょうか。
6/1から区議会第二回定例会が始まります。
全ての保育所待機児童をなくす立場で全力をつくしたいと、決意を新たにしました。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。