練馬区役所の多目的会議室(アトリウム)で「練馬区の行政民営化を考える区民の会」が開かれました。
武蔵大学教授の千田有紀氏による「新自由主義とその問題点」の基調講演がありました。
ケインズ主義の終焉からはじまり、世界的規模で拡大している「格差」のもと、現代の国民生活との矛盾や
新自由主義がもたらす、危険な方向性についてお話いただきました。
練馬区でも、この考え方が採用され、「行革」という名で区民との矛盾が起きています。
講演の後は、区内全域で進められている行政民営化の報告が各分野で活動されているみなさんから、話されました。
内容は以下のとおり
○委託の拡大と官製ワーキングプア
○保育園の民間委託の実態
○光が丘団地の学校跡施設と都市計画変更問題
○練馬駅北口区有地の民間事業者委託問題
○関越大泉高架下利用事業計画
区はこれら、住民との対立を起こしている問題について強行姿勢を崩していません。
千田教授の講演を裏付ける報告にも説得力がありました。
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