駆けある記

光が丘地区計画たたき台についての懇談会

 今日は、台風一過といいたいところですがどんよりと曇り空、夕方からは雨、気分が沈みそうな気候でした。
こんな時、体調を崩される方もいるのでは…。私も重たい体がもっと重たく感じられ、出かけるのに一苦労。
 しかし、そんなことを言っていられないほど忙しい一日でした。
 光が丘区民センターでは、10時から地区計画についての懇談会2回目が始まりました。お役所も休みの日までご苦労さまですが、住民はもっと大変です。
 今まで平穏に暮らしてきたのに、行政の先を見通した適切な施策が不十分であったため、勝手に少子高齢化に対応するためと、小学校は8つを4つに統廃合、その後の学校跡施設の活用で、住民の納得のいかない提案に振り回されているのですから。
 その上、25日と今日はせっかく良好な住環境をつくろうとみんなで決めた光が丘の都市計画まで廃止し、行政主導でたいした話し合いもなく、どんどん計画が進められようとしています。
 懇談会の2日間は、両日とも少しずつ出席させていただきました。
 役所から光が丘の都市計画を変更して地区計画にするためのたたき台についての説明、その後住民のみなさんから質疑がありました。
 なぜ今、都市計画変更なのか。練馬区に将来のビジョンはあるのか。光が丘第3小学校跡に借り受けるアオバインターナショナルスクールのためなのではないか。などみなさんから区の計画について疑問や批判の声が上がりました。
 今、いくつかの自治体で小学校の統廃合が進められ、その跡施設活用をめぐってさまざまな動きがあります。光が丘のような大きな団地の建て替え問題がでている多摩ニュータウンなどの団地問題もあります。
 しかし、だいだいの自治体は時間をかけて住民と話し合い納得のいく結論を出しています。練馬区のように、住民の納得もないのに、短時間で都市計画まで変更してしまう区はありません。実際都市計画は変更するまでにだいたい4~5年かかるといわれているのに、練馬区はたった約1年でやってしまおうというのだから、住民のみなさんもなにがなんだかわからないうちに、まちが大きく変わっていたなんてことになりかねません。
 まちづくりは、なによりも住民同士の話し合いと納得のもと行われるべきで、将来に禍根を残すようなやり方はやめるべきです。
 午後からは地域周りと相談活動。相談では持ち金残り300円という方、もっと早くきてちょーだい。あとは死ぬだけなんて言っていましたが、自分の命は自分だけのものではありません。あなたの周りで心配している人がいるんです、と話したかったけれど、がまん。落ち着いたらじっくりと思っています。
 今日で10月も終わり、今年も残すところあと2ヶ月となりました。時間のたつのは早いです。

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