駆けある記

関越高架下計画についてー笠井衆議院議員レクチャー

練馬区を通る関越自動車道。その高架下に高齢者センターやリサイクルセンターなどの区民施設を整備する計画が持ち上がってから、何年かたちました。
 地域住民らが、こんな環境の悪いところになぜ?との意見が持ち上がり、他のもっと環境の良いところにつくるべきと、運動が始まりました。
 昨年は、笠井亮衆議院議員、田村智子参議院議員も現地に入り調査や地元の意見を聞いてきました。
 東日本大震災、笹子トンネルの事故など高速道路の安全性が問われる中、高齢者や区民が利用する区立施設はもっと安全で、環境の良いところに作って欲しいという区民の願いが強く寄せられてきたのは当然です。
 昨日はこの問題で笠井亮衆議院議員とともに、衆議院第二議員会館内で国土交通省や高速道路機構、東日本高速道路会社から状況を聞きました。
 区議団と松村前都議、住民団体の代表らが同席しました。
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 昨年11月22日、練馬区の強い要請をうけ高架下の土地を管理する高速道路機構は専門家による会議を開き、同月26日から12月10までの機関パブリックコメントを募集。
 この意見募集には234件もの意見が寄せられ、そのほとんどが区の計画変更を求めるものと言っても過言ではありません。
 ところが、機構は評価や分析もしないまま意見募集結果の発表と同時に計画策定を行っています。
 この日、住民団体のみなさんからは強い不満と反論がでました。
 これに対し国交省側はパブコメについては、念のためにやったなどと言い切り、東日本大震災をうけての耐震性も確保できているなどと答えています。
 住民合意についても、決して合意形成できている段階ではないにもかかわらず強引に否決された反対陳情と賛成陳情採択を根拠にしています。
 このようなやり方は、区や国に対する住民の不信感を増幅させるだけではないでしょうか。

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