こんにちは!日本共産党の練馬区議会議員のとや英津子です。
区議会報告から地域の話題、日常のあれこれもまじえて、メッセージを発信しています。
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今日は、朝から区議会各常任委員会が開かれました。
企画総務委員会では、議案として労務単価の引き上げによる契約金額の変更に関わる議案、練馬駅北口ビルの買い取り価格変更についての議案です。
国の方針を受けて、練馬区では公共工事設計労務単価の運用について特例措置を実施し、今回公共工事についての契約金額の変更が提案されています。
この間、建築工事13件、機械設備工事10件、電気設備工事6件、土木・造園工事8件。それ以外に33件の細かな工事の労務単価の引き上げが行われ、今議会では3件の議案が上程されました。
増加額は1億3、260万6,424円。小さな金額ではありません。
しかし契約金額は引き上げられて、受注業者に支払われるわけですが、実際に労働者に増額された分の労賃がいくかどうかは確認しません。
前回の議会でもこの問題が議論になり、労賃に反映できるような仕組みを求める声もありました。
今議会では、区の発注する仕事において、その水準の確保をしていくためにも公契約条例の制定に向けた検討をすべきだと考えます。
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委員会で区は、労賃に反映する担保を問われ、業者との協議書で、と答えましたが、法的拘束力はなく個々の事業者を調査することも困難と答えていました。
実施状況の公表を求めましたが、それについては検討ということにとどまっています。
区発注の現場での労働条件の向上と品質・水準の確保は一体です。引き続き公契約条例を求めていきたいと思います。
練馬駅北口区有地の再開発ビルの建設が進んでいます。来年4月に開設予定だそうですが、今回は設計変更による買い取り価格の変更が提案されたものです。
区は建物の3,4階部分に整備する区民・産業プラザ、地下1階、地上1階の駐輪場、子ども家庭支援センター、保育施設などの部分を買い取るわけですが、
当初20億9,065万5,000円だったものが、今議会では、駐輪場の自転車ラックを2段から1段に、屋外階段エスカレーターへの変更、防犯カメラの設置などで、
22,627,500円の増加です。
区財政の厳しさを日々強調するには、説得力に欠ける変更で2000万円を超える金額が増額されることに違和感を感じています。
健康福祉委員会では、練馬区立の自立支援施設「大泉つつじ荘」が法内施設に変わります。
今まで通り利用できるのか、位置づけはどうなるのかなどの意見が上がっています。
練馬区には特に重度の障害者を受け入れるケアホームがなく、国の法改正でグループホームと一元化されることにともない、今後様々な議論を呼びそうです。
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