こんばんは。練馬区議会議員のとや英津子です。
今日から区議会第一回定例会がはじまりました。2/6~3/13の会期です。
2月10日午後1時からは、私が一般質問に登壇します。
1、区長の基本姿勢について
年末の総選挙をうけての区長の認識など
2、2015年度予算案について
3、国民健康保険について
4、介護保険の改悪について
5、保育園問題について
6、学童委託化と全児童対策について
7、西武新宿線の立体化について
などをとりあげます。
今定例会では、予算関連議案5件をはじめ、要支援者を介護保険の給付から外すための条例など3件の条例制定。区の職員定数を削減する条例や、子ども子育て新制度に対応した区立幼稚園の保育料を定める条例、学童クラブの受入れ年齢を広げるための条例など一部改正が25件、道路認定5件、区役所西庁舎の空調設備改修に伴う契約案件、追加議案として国民健康保険料、介護保険料の値上げ条例の2件と平成26年度補正予算5件の計46件の審議を行います。
2015年度予算案は
2015年度一般会計予算案は2445億9718万円と前年比2.3%増で過去最高の予算規模となります。今定例会では、国が15年度予算案で法人税減税や過去最高の軍事費を計上する一方、国民に対して医療、年金など社会保障の大削減を推進する姿勢を鮮明にする中、区が「住民の福祉の増進を図ることを基本とする」という地方自治体本来の原点に立つかが問われています。
区は今予算案の編成にあたって、「(仮称)区政運営の新しいビジョン」に掲げる戦略計画を最優先するとして、132億9900万円の予算を配分しています。しかし、今予算案では消費税増税による景気の冷え込みからの回復が求められているにもかかわらず、中小企業振興の予算を減らし住宅リフォーム助成などの直接応援する事業は含まれていません。また、待機者が区内に約2600人いるにもかかわらず、特養ホームの増設は1か所90床のみ。新ビジョンでは340床整備とありますが、とてもそれでは間に合わず待機者をなくす計画かどうかが問われています。
党区議団は、さらに分析を深め、論戦を通じて問題点を明らかにするとともに、議会論戦と住民運動を通じて練馬区が住民福祉の増進という自治体本来の役割を発揮できるよう全力を尽くすことを決意し、今期最後の定例会に臨みます。
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