駆けある記

精神の健康はみんなの問題では?

こんばんは、練馬区議会議員とや英津子です。

朝から春一番と雨、と思ったら汗ばむような陽気の一日でした。私は時間に追われて夕方まで行動したため、本当に汗ばんでしまいました。2月なのに…。

石神井庁舎で行われた「何よりも人と自然を大切にする練馬区を目指す区民集会」の前半に参加しました。

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テーマは精神保健福祉。

元都立多摩総合精神保健福祉センター所長、こころの健康政策構想実現会議共同代表、代々木病院非常勤医師の伊勢田堯先生。

びっくりするくらい熱く、そして怒りをもっての講演でした。残念ながら途中で退席しましたが、最後まで聞きたかった。

日本の精神保健は本当に遅れていて、弱点は正確な統計をとらせないこと。特に自殺対策が遅れている。

精神疾患は今や生活習慣病といえる、なぜなら4人に1人は一生の間に罹ると言われ、予防もできるから。こんな大事な分野なのに、日本は本当に軽視していると怒っていました。

そして、精神疾患患者に対する対応は、暴れたら保健所、警察、病院が当たり前のようになっていることを嘆いておられました。

イギリスでは精神の健康なしに健康はありえないと、とても重視しているとのこと。

発病しない予防と早期発見で患者と家族を支える体制の必要性を訴えていました。全くその通りです。

先の見えない社会に生きている私たちにとって、精神疾患は人ごとの話ではないでしょう。一度地域から分離されると、社会復帰には時間がかかります。海外の先進事例にも学んで、施策を前進させるべきです。

途中で講演を抜けて、石神井台児童館の「ふとうこうカフェ」へ。

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