駆けある記

都市計画道路ー区内の計画すべて整備で約2000億円も!

東京都は第四次事業化計画(案)優先整備路線の発表をしました。今後10年間で区内に11本、19区間の都市計画道路の整備に着手しようというものです。練馬区も同じ立場で区内の都市計画道路の整備率を10年間で8割にする計画です。

 区内すべての計画を整備で、なんと約2000億円も

道路の整備予定地には多くの住宅が建ち並び、整備に当たっては住民が立ち退きを迫られます。まちが大きく変わり、暮らしも一変する道路計画について、地域のみなさんと担当課をよんで聞き取りを行いました。

区内すべての計画区間の道路を整備すると約2000億円も必要になるといわれています。

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 50年も前の計画なのに、今頃…

そもそも都市計画道路自体、半世紀以上前に作られた計画です、財政が厳しいといって区民サービスを切り捨てる一方で、多額の税金を投入することがいま本当に必要でしょうか。区内には道路を通すことで農地がつぶされたり、学校を分断するような計画もあります。

この日は、練馬の東側を中心に聞き取りを行いました。補助35号、133号、172号の路線ですが、この地域は地形が平らではなく、場所によっては高低差の激しいところがあります。そのため高架で通すところも出るのではないかなど意見が出されました。また、計画はいつ実施されるのかなど、不安の声も。

この計画は案がとれると、今後時期をみて「事業説明会」→「測量(物件調査も)」→「設計」→「用地買収」と進んでいきます。ほとんどの区民がこの計画は知らないと見え、地域を歩くと全く知らないという方がほとんどです。きちんと知らた上で、理解と納得のいかない計画はやめるべきです。

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