駆けある記

ふとうこうカフェ

こんにちは、練馬区議会議員とや英津子です。

2月14日に石神井台児童館で行われた「ふとうこうカフェ」に参加しました。s-IMG_0132

途中からの参加だったため、全てのお話を聞けたわけではないのですが、初めての参加に感激しました。

『不登校ってどんなこと?子どものキモチと親のキモチ』と題して、実際に学校に行かない経験をした、青年と保護者の方のお話を伺いました。

 私は、不登校の息子さんを持つお母さんの話からの参加でした。最初のうちは子どものことを理解できなかった。でも徐々に親も子どもも変化してきた姿がリアルに語られました。
 どれだけ本人を丸ごと受け入れられるか、振り回されずのが大切と思ったといいます。
 そして印象的だったのは、彼の人生は私の人生ではないと気がついて、距離をとるようになって、お母さん自身も自分の人生を楽しむことにした。親の楽しんでいる姿を見せることはとても大切なことだとも。
 子どもが不登校になると自分はだめな親=自分を肯定できないという図式になります。自分を肯定できないと自分以外の人も肯定できないかもしれません。
 今、お子さんは花屋のアルバイトをはじめて、これから遠くの高校へ行く準備をしているそうです。離ればなれになるけれど、送りだそうとしていますとのことでした。 様々な苦悩があったけれど、確実に成長しています。
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 この日の話を聞いて思ったのは、学校だけが学齢期の子どもの居場所、勉強するところと決めつける今の社会に私たちはどっぷりつかっているから、そこからはずれるといてもたってもいられず、焦り、当事者も親も苦しむことになる。色々な生き方を認め合える社会が今日ほど求められている時はないと思うのです。
ふとうこうカフェのブログはこちらから→ふとうこうカフェ

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