駆けある記

認知症ガイドブック

こんにちは、練馬区議会議員とや英津子です。

地域をまわっていると桜の花がほころび始めているのを見つけます。今週末は花見で各地の公園は一杯になるのでしょう。

さて、ここのところ家族に認知症を発症したと思われる方からお話や相談を受けます。先日は、お母さんと二人暮らしの男性。朝母親をベッドから起こそうとしたら、「あんた誰?」と言われ、愕然としたそうです。以前から認知症で、遠くまで歩いて行ってしまい、探し回ったという経験はあったのですが、まさか息子を忘れるなんてとおっしゃっていました。長年介護してきた疲れがどっと出て、母親を殺して自分も死のうかと思ったといいます。ご両親が二人とも認知症でご苦労されている方たくさんいます。

先日は、愛知県大府市で2007年、認知症のため徘徊(はいかい)中の男性(当時91)が列車にはねられて死亡した事故をめぐり、JRが家族に約720万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、最高裁が、介護する家族に賠償責任があるかは生活状況などを総合的に考慮して決めるべきだとする初めての判断を示しました。介護保険制度が発足した2000年当時はまだここまで深刻になっていませんでしたが、今や介護のメインテーマとも言える認知症問題です。

自分自身もいつか認知症になるのではないか…。こうした不安をかかえている方も少なくありません。私自身もそうです。

練馬区は、こうした中「認知症ガイドブック」を発行しました。多くの人たちが心配する認知症の情報や、いざという時の相談窓口も掲載されています。

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認知症かどうか知りたい時は、練馬区医師会医療連携センターで物忘れ相談医を紹介しています。電話03-3997-0121

認知症医療センター 医療法人社団じうんどう 電話03ー3928-6511

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