こんにちは、練馬区議・都政対策委員長とや英津子です。
築地市場の豊洲移転問題で今月18日、土曜日大集会が行われます。私も参加して、多くの皆さんとこの問題を共有し、都民のみなさんと声を上げたいと思います。
東京都が先月発表した豊洲市場予定地の調査結果で、これまでの結果を大きく上回る深刻な汚染の実態が明らかになっています。
発ガン性物質のベンゼンは基準値の79倍、ヒ素は4倍近く、「検出されてはならない」ことが環境基準のシアン化合物は39カ所の地点で検出されています。
もともと東京ガスの工場跡地で土壌汚染が深刻な場所に生鮮食料品を扱う市場にすること自体無理な話。いくら汚染対策をしても汚染が出ています。
先日は、築地市場で働く人たちの労働組合委員長中沢誠さんの話を聞きました。
東京都はこれまで、関係者にも何も教えてくれなかったそうです。ようやく見せてくれたのは組合事務所。その時も他の場所はいっさい見せてくれない。トイレにいくのも職員が3人もついて来るという異常な状態だったといいます。
また、今回の地下水検査で有害物質が出たことに関しては、これまでの調査は、汚染対策工事をした会社の下請けにあたる会社がやってきたそうで、子会社が親会社のやった汚染対策が不十分あるいはダメだったなどと言える訳がないと、実態を教えてくれました。
今、日本共産党都議団は100条委員会の設置を提案し、当時の関係者である石原元都知事をはじめ19人の参考人招致を求めています。特別委員会では、石原氏が出席することになりましたが、徹底した真相究明が求められています。
私も、今後この問題の解決のため力をつくしたいと決意しています。
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