駆けある記

満開の桜と小中学校の入学式

こんにちは、練馬区議会議員・都政対策委員長とや英津子です。

3月は小中学校の卒業式、4月は入学式が一斉に行われます。子どもたちにとっては出会いと別れが一度に来る時期です。私も毎年出席させていただき、卒業する子どもたちが将来の夢を壇上で披露し卒業証書をもらう姿を見て目頭が熱くなり、この子たちが夢をあきらめないで、かなうようにと願わずにいられません。

写真の桜茶は、学校で咲いた昨年の桜をつけ込んだものだそうです。おいしくいただきました。

それにしても、入学式は小中学校どちらも桜が満開で迎えることができてとても良かったです。桜のトンネルの下を通ると私も心が浮き立ちました。

一方、違和感を覚えたのは小学校の入学式です。

いつもの通り練馬区立小中学校の入学式・卒業式では、日の丸掲揚と君が代斉唱が行われますが、昨日まで幼稚園や保育所に通っていた子どもたちが半数くらい「君が代」を覚えていて歌っているのです。少しびっくりしました。

文科省は小中学校の教育内容の基準を示す学習指導要領と幼稚園の教育要領を改定しました。2006年に改定した「愛国心」などを含む「教育の目標」にそって教育を行おうとさせるものです。それを先取りしているのでしょうか。

この改定には、幼稚園に「君が代」を中学校の体育に旧日本軍の格闘術で自衛隊の訓練に使われている「銃剣道」を加え、国民の不安を呼んでいます。

今、国では森友学園問題で鴻池理事長経営の小学校で教育勅語を教えるなど異常な教育が行われ、安倍政権が絶賛しています。戦前の教育を今子どもたちに持ち込み、戦争への道を一歩一歩進んでいるように思えてなりません。子どもたちには、自ら歌いたい歌を、やりたいことをやらせてあげたい、民主的な教育を徹底されるために力を尽くしたいと改めて思います。

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