駆けある記

量も質も確保し、保育所待機児解消を!

こんにちは、練馬区選出都議会議員とや英津子です。

今日は、練馬区の保育所入所第一次内定者が決まったことをうけて、保育問題協議会主催の保育園入園相談会が行われました。

練馬区役所の19階の会場には、一次選考を落ちたママ・パパ、関係者などが集まりました。

 四月を直前に控え、仕事を続けられるかどうかの瀬戸際の人たち、一年保育はかろうじて決まったがその後が心配なママ、下の子どもが落ちてしまい、このままだと上の子も保育所を辞めなければならないなど、深刻な事情を抱えた人たちばかりです。

あるお母さんは、周りの保育所の入所の最低点を教えて欲しい、自分が今どのくらいの位置にいるか知りたいと訴えました。個人情報とか公平性になんの影響もないのだからと。

三歳のお子さんを保育園に通わせ、もうすぐ一歳のお子さんの保育所申し込みで不承諾になってしまったお母さんは、入りたいのに断られ、4月29日までに職場に復帰できなければ上の子どもも退園しなければならないと。子どもがせっかくお友達もできて、園にも慣れてきたのになぜ?と区の無慈悲さを批判しました。

お子さんがアレルギーを持つお母さんは、練馬区に問い合わせをしたが、個別の園がアレルギー対応しているかどうか何も把握していない。自分で問い合わせをして欲しいと言われた。情報提供が不足していてとても大変な実態を訴えました。対応できる園とできない園がある。どこへ行っても同じ対応をして欲しいのにと。

練馬区の子ども園についても、意見が出ました。子ども園に内定すると申し込んでいる園を取り下げるように言われる。園の行事に出られる人しか入れないと言われたなど、区長が宣伝する子ども園とは違う姿が浮かび上がっています。待機児対策として位置づけているのにおかしいではないかと、主催者からも怒りの声が上がっていました。

参加者から共通して出ていたのは、やはり就学前まで保育してくれる認可保育所をつくってほしいとの願いです。第一次募集結果では1800人もの子どもが入園不承諾になるとの数字もあり、主催者からはこの数字を認めるのかどうかも追求がありましたが、練馬区は数字を公開しません。それどころか、昨年は48名などと待機者が減ったかのように言ってきたのです。

今日は保育課から課長の出席を求めたようですが係長3名のみの出席でした。練馬区の対応に私を含め参加者は強い憤りを感じていたのではないでしょうか。

最後に、一人ひとり不服審査請求の書類を手渡しました。

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