駆けある記

被爆者の会へ

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

都議会がはじまり、質問づくりに四苦八苦しており、都議団に迷惑かけてるなぁなどと思います。都庁からの帰り、閉店間際のスーパーに駆け込み、自宅に近づくと街灯が消えていて、なぜかホットしてしまいました。本来夜は暗いのに、街が不自然に明るいからでしょうか。でも物騒な世の中、明日は役所に連絡します。

さて、いまの時期、様々な団体の定期総会や懇談、調査が続きます。

今日は朝から被爆者練馬の会の第50回総会でした。具合が悪くて出席できない方もいる旨の報告が綿平会長からありましたが、昨年お会いした方がいないと胸が痛み、なんともいえない気持ちでした。

私は以下の挨拶をしました。要旨です。

第50回総会おめでとうございます。ながきにわたり、皆さんが被爆の苦難と闘い、苦しみながらも粘り強く平和のため、核兵器廃絶をめざし被爆体験を語り、活動を続けてこられたことに心からの共感と敬意を表します。

4月29日から国連ではNPT核不拡散条約再検討会議準備会が始まっています。これに先立ち2016年からみなさんが取り組んできた被爆者国際署名は941万5025人に達し、議長に手渡したと報道がありました。

若い人が平和守るため踏み出す

また、5月3日には、日本の被爆者と日米の青年との交流が開かれました。この時、5歳で被爆した日本被団協の木戸事務局長は「私たちの命はもう少ない、青い地球を次の世代に残したいと始めたのがヒバクシャ署名だ」と発言しています。これに対し、14歳のアメリカのレニー・アワードさんは「広島と長崎の悲劇が二度とおきないように防がなくては。一緒に核兵器を禁止し、より良い世界へ頑張ろう」と発言。広島女学院高校の生徒さんもAIを使って被爆前の光景を復元していることを紹介して「未来のためにヒバクシャの思いを広げたい」と語りました。若い人が核兵器廃絶に踏み出していることがとても頼もしく感じます。

来年、東京から核兵器廃絶、平和の声を

唯一の戦争被爆国の日本、政府に対する核兵器禁止条約への参加を求める意見書は440自治体に上っていますが、東京都はおこなっていません。

来年はNPT再検討会議で、大きな節目の年です。参加を求めて力を合わせなければなません。また、東京ではオリンピック・パラリンピックが開催されます。

私たち共産党都議団は、オリンピック憲章にもとづき、平和の祭典として発信すべきと文教委員会でも求めてきました。オリンピックの閉会式は被爆75年の長崎平和の日にあたります。現在平和首長会議は開会式、今後も都議会でオリンピック・パラリンピックが平和の祭典となるようさらに求めていきます。

みなさんが、健康でこれまでのご苦労が報われるような社会を目指して、私も力を尽くすことをお約束して挨拶とします。

自民党の国会議員秘書、都議、公明党区議が出席していましたが、そろって核廃絶、平和をとおっしゃっておりました。

 

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