駆けある記

思い届けてー補聴器アンケート

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

補聴器のアンケートに取り組み、第2回定例会の一般質問で池川議員が質問しました。

ご協力いただいた皆さまに心からお礼申し上げます。「藁にもすがる思いだった」「購入費用がたいへん」「練馬でも補助をして欲しい」などたくさんの書き込みがあり、取り組んだ私自身が驚くほどです。

質問では、聞こえのバリアフリーの重要性や早期からの補聴器使用の重要性についての認識を質しました。また、専門的知見を持った、補聴器相談医や認定補聴器技能者に、都民がアクセスしやすいように都としての支援を求めました。

補聴器の普及を進める上での一番の課題が、補聴器の金額が高いことから、私たちのアンケートには「購入額が高いのでまだ聞こえる耳の方は我慢して片耳のみ入れている」「価格が高いので、手が出しにくい」などの声が寄せられています。
アンケートでも補聴器を使用してみようと思う動機になるもののトップは「購入費補助制度」でした。
都は現在、高齢社会対策区市町村包括補助により、区市町村が行う補聴器の支給や購入費助成への補助を行っていますが、この包括補助の拡充や、補聴器購入費補助の創設を求めました。

知事は「必要な情報を容易に入手できる環境の整備を進めていくことは重要」と認識を明らかにした上で「高齢者の聞こえの支援を推進してまいります。」と答弁。福祉保健局からも「低所得の高齢者等に対して補聴器の支給等を行っている区市町村を、都は包括補助で支援しており、引き続き、聞こえの支援など、区市町村の取り組みを支援してまいります。」との答弁を引き出しました。

このアンケートを生かして練馬区での補助制度の創設とともに、都の補助金の拡充、国での制度化をする必要を感じています。

今後、全都で運動を起こしていきたいです。

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