こんにちは、日本共産党都議会議員とや英津子です。
都議会第二回定例会が5月27日からはじまります。今日は、いくつかの常任委員会が開催され、請願・陳情審査と議案説明がありました。私の所属する文教委員会では「オリパラ都民の会」から提出されたオリンピック・パラリンピック関連の陳情。そして社会保険労務士政治連盟からの請願を審査しました。選手村問題で都民負担増に反対する内容と都民スポーツの振興について質疑し陳情の8項目全てに賛成しましたが、都民ファースト、公明党、自民党は質問もぜずに反対し否決でした。驚いたのは社会保険労務士政治連盟の請願です。請願には紹介議員が必要なのですが、公明党と都民ファーストが名前を載せていたにも関わらず一問も質疑をせずに終了したのです。共産党には要請がなかったので紹介議員に名前を連ねていませんが、願意に賛成する立場から齋藤都議が質疑しました。都立学校の授業に労働法などを位置づけ社会保険労務士などの外部講師を活用して欲しいというものです。この請願は全会派賛成で採択になりました。
結局、今日は質疑をしたのは共産党だけでした。都ファの議員からヤジは聞こえましたが。
環境・建設委員会では「西武新宿線立体交差化事業の環境影響評価書に検討過程を反映されることに関する」陳情が提出され原田都議が質疑に立ちました。騒音・振動、日影、景観などについて現在のアセスを拡充し、住民の意向を反映して欲しいという趣旨のものです。今の環境アセスは事業者の都合の良いように行われていることを明らかにし論戦していました。この陳情については都民ファーストと公明党が質疑しましたが、賛成は共産党のみ、他党はすべて反対し否決されました。ひどいものです。
しかし、これで住民運動が後退することはありません。ますます元気になるでしょう。
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