駆けある記

医師会新年会にて

こんにちは、日本共産党都議会議員とや英津子です。

今朝は急きょ相談が入って事務所へ。

家族が病気や認知症など介護や見守りが必要になったとき、精神的にも経済的にも困難を伴う人が少なくありません。相談に見えたのは認知症の母親と同居の娘さん。夫を含めて三人暮らしですが、娘さんが外にパートに出られるのは週3日。それ以外の日は母親の見守りです。夫と自分の収入だけでは母親を施設に入れるのも大変、それ以前に施設の空きがない。こうした状態が続くと、家族にとって良くないことからなんとか打開できる道を見つけようと話をしました。

今日はみぞれが降る中、西練馬後援会の総会もありました。三国英実広島大学名誉教授から日米関係と食料主権問題での講演がありました。この内容は次回にお知らせ。

練馬区医師会の新年会にも出席しました。

聞こえのバリアフリーを説明

さてこの新年会では挨拶で「聞こえのバリアフリー」について紹介させていただき、席をまわって説明しました。耳鼻科の先生だけでなく他の科の先生も共感してくれました。患者さんでも耳が聞こえづらく筆談になる人もいるそうです。共産党主催の学習会に慶応大学小川教授が一時間も講演してくれた、東京都医師会長尾崎先生が来てくれたというと驚く人もいます。この要求は超党派で取り組めるし、これまで共産党と縁のなかった方々が「補聴器補助」必要だということで認識が一致していると説明しました。案内をいただいたが他の仕事が入り行けなかった、とても行きたかったという先生もいました。医療関係者だけに補聴器問題への理解はすでにあり、多くの人たちと進められる問題だと確信しています。

 

都立病院独立行政法人化問題でも話題に

練馬区医師会ですが、他の自治体の医師会や病院関係者も多く出席します。今日は公社病院の先生も数名きていて、わたしがあいさつに行くとさっそく独法化の話に。現場は独法化でも公社でも今まで通り患者に接するからあまり関係ない、むしろ裁量の幅が広がる、いままでは人の配置も思うようにいかなかったなどの意見がありました。一方、行政医療をやっていくこと、必要なお金を投入すると言っているから大丈夫だという話も。しかし、本当に不採算部門の医療に対して都がこの先ずっと必要なお金を出すでしょうか。人事の裁量というけど、効率化を名目に独法化を進める以上、税金投入が今までより大幅に増え十分な人の配置ができるとは思えません。

共産党綱領改定についての質問も

挨拶と説明に席をまわっていると、様々な話になります。今日まで日本共産党は第28回党大会でしたが、そのことでの質問まで飛び出しました。中国共産党の部分でなぜ綱領を変えたのか分からないので説明して欲しいと。私からは過去の日本共産党と中国共産党の関係、改訂前の評価と今回改定にあたり、中国の国内外政策の変化について説明しました。こんな会話になるのは医師会というところでは初めてでした。世間で少しは話題になっていることが分かると嬉しいものです。

その後土建の分会新年会にもおじゃましました。みぞれは雨に変わりましたが、降り止まず寒い夜でした。しかし、新年会は熱く賑やかで、組合員の方々は元気に思い思いの飲み物を手にして語り合っており、私も仲間に入れてもらいあっという間に一時間が過ぎておりました。

 

 

 

 

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