駆けある記

商店街、もっと応援を!

こんにちは、日本共産党都議会議員とや英津子です。

今朝も良い天気、気温が高く真冬とは思えない暖かさでした。

毎年この時期に、商店街連合会の賀詞交換会が行われます。

昨日は都庁から急いで向かいましたが、遅れて会場に到着、入ると都議がみな壇上にあがっています。ぎりぎりで間に合いました。

短い時間でしたが挨拶をさせてもらうことができました。私は、都の予算案が発表されているので、簡単に説明しました。

商店街予算は決して多いものではありません。都の予算概要の冊子が発行されているのですが、中小企業や商店街は「日本の発展を牽引し世界の中で耀く東京」というタイトルがついたページに掲載されています。いったいどこの商店街なのかと思います。

「国際金融都市の実現・外国企業誘致の推進」からはじまり、次が「中小企業の稼ぐ力」205億円で新規事業に5Gが入っています。一番増額になったのは「起業・総業の促進」で前年度32億円が70億円に倍化しています。読んだ範囲では外国人起業家の資金調達支援に19億円が新規事業として計上されており他の事業よりかなり予算がとってあります。

「中小企業・地域産業の支援」は2848億円。しかしそのほとんどが制度融資で2004億円です。「商店街の活性化支援」は50億円。うち43億円をチャレンジ戦略支援事業に。農林水産業の振興として61億円が計上されています。

昨年10月に消費税が10%に増税されていますから、消費者の購買力は格段に下がっており各種の経済指標は振るいません。家計消費支出も前年同月に比較してマイナスが続いています。

商店街のさまざまな事業にお金をつけても体力が落ちている商店街が多く、活用することができないのが現状です。

やはりただちに5%に戻して消費者の懐をあたため、地域になくてはならない商店街に思い切って予算をとり応援すべきです。

私は、特に個店を応援する事業が必要だと思っています。個人のお店はまちの中でコミュニティをつなぐ大事な存在です。チェーン店にはできない細やかなサービス、深いつながりを地域でつくります。高齢化社会、核家族が増えているもとで様々な役割を果たすことができます。

商店街大切さを改めて認識しています。

また街路灯のこと、まちづくりのことなどの話題がでて、普段聞くことのできない対話ができました。

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