駆けある記

日本共産党第25回党大会に出席してきました

 日本共産党は1/14~1/16の4日間、第25回党大会を開催しました。
 私は、練馬から参加した4人の代議員の一人として大会に出席しました。
 品川駅から東海道線に揺られ、途中伊東線に切り替わり着いた駅は伊豆多賀です。ここに学習会館があり、党大会の会場が設営されています。
 4日分の荷物を途中の荷物預かり所に置き、山を登り、駅から30~40分歩きます。天気は4日間快晴、山登りは少し汗ばむほどです。海を下に眺めながら、みかん畑を横に見て歩く道は気持ちよく、練馬では考えられない風景をそこにありました。
 こんな時期にみかんがなってるのもめずらしく、またろう梅(ろうばい)や梅も咲いているのです。
 私が、伊豆学習会館へ行くのはこれで2度目となります。
その時は、車で駅から直行だったため、周りの景色も覚えていないほどでした。今回は網代で宿泊したため、期間中毎日電車と徒歩で通ったおかげで普段見られない景色に出会うことができました。 
                                      坂道から見える海
 志位委員長の大会報告は3時間にもおよび、熱いなー、と感心。昨年の総選挙後も情勢は前向きに動いている、それは国民の「政治を変えたい」という願いから出発し、大きな力となっていると指摘しました。
 私も地域を歩いていて、多くのみなさんから情勢は変わったなと、思うことがあります。自民党・公明党政権時代には黙してきた方々が声を上げ始めている。日本共産党とも忌憚なく交流しはじめています。
 大会2日目には、全国革新懇の品川正治さんから「いまほど大きな激動期はない。反共がはっきりと崩れはじめている」と力強い激励があり、決議案を精読したとの発言には驚きました。初めて党大会に来賓としてきてくださった全中のの富士さんからは「再生産可能な価格保障と所得保障、日米FTA反対・食料主権の確立。こうした方向はわれわれの目指す方向と全く同じ」と言われ、大きな拍手と感動でいっぱいでした。
 私の夫は農家の長男です。農家の経営が今本当に大変になっていること。農業だけでは暮らせない現実があること。跡継ぎもいない中、希望がもてる農業政策を実行していかなければ日本の農業はつぶれてしまうし、食の問題も深刻になります。富士さんの挨拶感激。
 62人の代議員の討論では、苦難あるところに日本共産党あり、国民のSOSに応える日本共産党の支部、議員の奮闘が報告されました。
 練馬でも、暮らし、雇用、まちづくり、平和など区民要求実現のために力を尽くさねばと改めて思っています。
 
 毎日6時頃に議事が終わります。「あ、カシオペア座。違うよオリオン座だよ」などと無知丸出しでおしゃべりしながら、こぼれ落ちそうなくらい近い夜空の星を見上げながら宿泊所へ…。
 座りっぱなしなのに、お腹がすいています。食事をとり、入浴すると不思議に眠くなるのです。
次の日の討論を楽しみに布団に入るとぐっすりでした。
 歴史的な情勢のもとで開かれた25回党大会でしたが、代議員の一人として出席でき、全国の取り組みを生で聞けたこと。特に青年が悩んだり苦しんだりしながらもっと成長したい、世の中よくしたいと真剣に考えていることがとても心に残りました。

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