水銀といえばかつて重大な社会問題にもなった、公害の原点ともいわれる水俣病を思い出します。
その恐ろしい物質が、練馬の光が丘清掃工場はじめ、足立区、板橋区、世田谷区で混入し、焼却炉が停止状態というのです。
22日の東京新聞では1面トップでこの問題を扱っています。
23区のゴミ収集を一括管理している清掃一部事務組合では、法規制値のない水銀濃度を0.05㎎/㎥Nと定めて管理しています。
練馬区民のみなさんが一番身近な光が丘清掃工場では、被害状況を調査中ですが、水銀は煙突による拡散効果が10万倍だから、一時的に排ガス中の自己規制値を超えることがあっても、直ちに周辺地域に環境汚染や健康被害が生じることはないとしています。
しかし、この部分については疑問の残るところです。
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