駆けある記

区議会 医療高齢者等特別委員会

 2/14は医療高齢者等特別委員会をはじめ各特別委員会が開催されました。
 議題
 1,病床確保について
  ・基準病床数について
 練馬区では来年度地域医療計画を策定する予定です。
 区内の病床確保は区民の命と健康を守るためにどうしても必要です。
  そこで問題になるのが、基準病床数です。都道府県が病院病床の整備を図るべき単位としての医療圏を定めています。1次、2次、3次の医療圏が設定されており、問題になっているのが、二次医療圏で、一般的な医療ニーズに対応するために設定する圏域で、練馬区は、豊島区、北区、板橋区で構成しています。
 この医療圏で現在病床の不足が181床。つまり今後練馬区が病院をつくろうと計画しても181床分しかつくれないことになります。
 今後、練馬区は700床規模での整備を予定しています。今のままでは、病院自体整備ができません。
 この課題をどうするか、議論されました。
 区は今後医療圏の見直しを含め、病床確保が可能なように都に働きかけていくことを考えています。
 私は、1月に都庁に行き、担当課と話をしましたが、練馬区が病床確保を可能にするため、地域によって偏在がある状況について都に理解を求めることが重要と、質問をおこないました。
 2,高齢者施策について
  ・敬老館事業の今後の基本方針(案)の策定について
 3,介護保険制度
  ・練馬介護人材育成・研修センターの整備に係る住民説明会について
  ・地域密着型サービス事業者の指定等について
 高齢者のグループホームの整備についての報告がありました。
 特養待機者が3000人に上っている中で、グループホームは重要な役割を担っています。
 今年4月に区の指定を受ける施設は、
 はなまるホーム   西大泉
 セントケア下石神井 下石神井2丁目
 などです。
 
 陳情審査
 ★陳情第285号 関越自動車道高架下に高齢者センターをつくらないように求めることについて
 関越高架下の活用をめぐっては、地域住民を2分するほどの問題に発展しています。
 この日は陳情の積み上げもあり、2172名になりました。
 練馬区は、地元の方々が他のもっと良い場所に高齢者センターをつくって欲しいとの願いを無視し、計画を進めようとしていますが、今年1月16日には計画地の真上で車が炎上する事故があり、騒然となっています。
 区民の心配をそのままに、整備することは許されません。
 この審議で発言したのは、共産党だけでした。

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