区立・認可保育園に入所を希望しながら、入ることのできない子どもたちが今年も出そうです。
　昨日は予算特別委員会の児童青少年費と環境費の質疑がありました。
　どの会派も保育園待機児問題をとりあげています。
　今年の申し込みは、昨年の３２１７人と比べ３２９人多い、３５４６人です。
　
　過去最高の待機児を出した昨年から入所をまっているお母さん、お父さんから今年は、８人の子どもたちの入所相談を受けましたが、切実さは変わらないのに保育園の絶対数が足りず、待機となってしまった方もいます。
　こうしたもとで、私たちは、保育園の待機児を解消し子どもたちに豊かな保育環境をとの立場で、この間議会での論戦や区との交渉などを行ってきました。
　区は２０１０年～２０１２年に集中整備期間をもうけ、待機児解消に努める約束をして一定の努力はしていますが、現実を見るとまだ不十分な状況です。
　これから二次選考が始まりますが、区立・認可保育園で一番希望が多い０才～１才は区立では募集はゼロ、わずかに空きがあるのは、４才、５歳児の枠のみです。
　保育ママさんのところにも、問い合わせが殺到していると聞いています。
　認証保育園では保育料が高くて行けないとの声もたくさん聞きます。
　景気の回復の見込みもなく、産休・育休をとっても職場に復帰できないなど深刻な状況が子育て世代をとりまき、寄せられた相談の内容を聞くたびに胸が痛くなります。
　安心して子育てできる環境を一刻も早くつくりたいと、決意を新たにしています。
　昨日は、議会終了後日本共産党の演説会があり、有明コロシアムに向かいました。
　一ヶ月後に始まる、一斉地方選挙の候補者である、都知事予定候補の小池あきらさんはじめ、各自治体の予定候補がせいぞろいしました。
　　
　小池さんの話は、今の石原都政がいかに都民のくらしや営業を破壊してきたか。事実にもとづき解き明かし、東京都の１２兆円のうち、２５００億円あれば、特養や保育園、都営住宅などが充実できることを語りました。
　今、石原都知事の立候補があいまいで和民の社長がでるのでないのと言っていますが、首都東京を都民のもとに取り戻すのは誰なのか、マスコミはいろいろ言いますが、有権者のみなさんに各候補の政策を知っていただきたいと思います。