3月最後の日、まるで冬に戻ったような寒さの中向山庭園の開園披露式典に向かいました。
遅れに遅れて、やっと30年改築を終えた向山庭園。
お茶会、お月見、庭園の散策も楽しめそうです。
庭では、桜の花が天気の試練に耐え満開で、池の表面に花びらがひらひらと落ち、薄ピンク色に染めていました。
鉄筋コンクリート作りで地上1階、地下1階のつくりで、耐震性にも優れていそうですが、木造の方が風流かなとも思いました。
多くの区民の皆さんに親しまれる施設として活用してもらえたらと思っています。
今日は、華道茶道連盟の先生方がお茶をたててみなさんにふるまっていました。私もいただきました。
扇にしたためてある文字は「三呼萬歳聲」、禅語。
漢の時代の武帝宗山に登って、山の神を祭り国家の安泰を祈念した時に臣民が「万歳」と叫び、山にこだまして
「万歳万歳万歳」と聞こえたところからきているそうです。
喜びやお祝いの時に使われる言葉のようですが、今日は茶道華道連盟の先生に初めて教えていただき、新鮮でした。
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