駆けある記

国民健康保険料また値上げ

こんばんは。練馬区議会議員のとや英津子です。
今日は来年度の国民健康保険料の改定を前に、練馬区国民健康保険料運営協議会が開催されました。

諮問事項は、
1,特別区国民健康保険事業の調整に関する共通基準の改正に伴う保険料率の改正
2,国民健康保険法施行令の改正に伴う条例改正について

 改正の内容をかいつまんで説明すると、
 (ア)保険料率の変更
  1,所得割100分の6.02を100分の6.30に
  2,均等割30,600円を32,400円に
  (介護保険分)15,000円を15,300円に

 この変更によって、均等割は年間1,800円の値上げ、介護保険2号被保険者は300円も上乗せで値上げとなります。
 貧困が広がり、この4月からは消費税増税が予定されているもと、庶民には負担増ばかりが押しつけられます。
 均等割のみの世帯は練馬区では53,246世帯、収納率は77.4%と他の所得階層より世帯数も多く収納率も平均の86,7%と比較し低くなっています。

 このままでは、社会保障制度の根幹である国保制度が崩壊してもおかしくありません。

S28C-114012816310

 (イ)2割、5割減額世帯の対象拡大
減額世帯の対象拡大がありますが、不十分です。
下記の表では、ほとんどの所得階層がのきなみ値上げとなります。
国保運営協議会では、このような状況での値上げは承服できないと主張しました。

S28C-114012816320

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