駆けある記

豊玉中公園庭球場の改修について

 こんにちは。練馬区議会議員のとや英津子です。
 今日のお昼は区役所アトリウムの月一回のミニステージでした。
 「yu」 (ワイユー)のみなさんによるヴァイオリン・ピアノ・パーカッションのアンサンブルでした。クラッシックに限らず、タンゴ、ポップス、オリジナルの曲等、様々なジャンルの音楽を演奏しているグループだそうです。会場は一杯で、みなさんと一緒に昼休みの一時でしたが楽しませていただきました。
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 さて、この間区議会にも陳情が上がっており、利用者の方々からも要望の強かった「豊玉中庭球場」のコートが改修工事に入ります。
 区議会でもこの間、スポーツ施設のことは取り上げ、長い間全く補修・改修などを行ってこなかった実態を告発し、区民が利用しやすい施設にすべきと要求してきました。

 豊玉中庭球場の質疑を紹介します。

 Q 次に、258ページの地域体育館等維持運営費のところで伺います。
 豊玉中公園庭球場と、高野台運動場の庭球場ですが、どちらも年間1万7,000人を超えて利用されている施設です。
 いただいた資料によりますと、豊玉中公園庭球場については1994年、高野台運動場については1995年にコートの補修工事を行って以降、17年、18年と補修工事を行っていません。その理由を、まず伺います。
A スポーツ振興課長 区では、これまで限られた財源の中、さまざまな工夫をいたしまして区立スポーツ施設の整備に努めてまいったところでございます。
 実際、この20年間では、体育館を4館、また屋外施設につきましても、大泉さくら運動公園であるとか、その他の整備を行ってきたところでございます。
 また、この間、老朽化に伴う更新工事や、あるいは緊急工事など、さまざまな対応が求められたところでございます。限られた財源をどう配分していくか、厳しい判断が求められたわけでございます。
 区民の皆様のご要望の多い地域体育館など、新規施設の整備に努めてきたところでございます。
 そのようなことから、既存施設の維持管理経費につきましては、工夫をせざるを得なかったというところでございます。
 なお、確かに庭球場につきましては、この間、大規模な改修工事を行うことはできませんでしたけれども、日常のメンテナンスを行うことによりまして、利用者の方々にできるだけご迷惑をおかけしないよう努めてまいったところでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。
Q 地域体育館などの新規施設整備に、重点的に予算を配分したということです。
 庭球場のコートの掘り返し、補修工事は、1995年以前は、少なくとも2年か3年に一度はやっていました。それが、この20年間近くもやっていない中で、利用者の方々から、コートの状況が悪くてプレーに支障が出てくるという声も上がっている状況があります。
 改善すべきだと思うのですが、いかがでしょうか。
A 財源状況を勘案しつつ、また区民の皆様のご意見をいただきながら、今後ともスポーツ施設の維持管理には努めてまいりたいと考えているところでございます。
Q あと同時に、利用者と、近隣にお住まいの方々から、砂埃を何とかしてほしいという要望もあるわけです。その辺はどのように考えていますか。
A 私どもは、これまでも一部防砂ネットの設置をするなど対応してきたところでございます。
 今後とも、コートの状態を十分把握して、砂の入れかえ、あるいは水まきを小まめに行うなど、砂じん防止に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
Q 利用者からアンケートをとるなど、よく意見を聞いて、ぜひ早急に対応していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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 こうしたもと、2014年度予算に計上させることができ、改修工事が行われることになりました。
 しばらくの間休場となり、利用できない期間がありますが、一日も早く利用者も近隣の方々からも喜ばれる施設にできるよう要望していきます。
 ★現況のクレイ舗装から砂入り人工芝舗装へ
 ★休場期間 2014年11月1日~2015年3月31日
 ★施設開設 2015年4月1日

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