こんにちは、区議会議員のとや英津子です。3月も残りわずか、13日まで区議会第一回定例会が終わりました。
今定例会では予算はじめ、要支援者を介護保険からはずすための条例、国保料や介護保険料の値上げなど47議案が上程されました。区議団は21議案に反対。議案の賛成率は45%でした。
区長の基本姿勢とともに、各党・会派の態度が問われた議会でした。
区議団を代表して一般質問に登壇
一般質問では、安倍政権の暴走に対する自治体の長としての姿勢など、区民の暮らしを守る立場から質問しましたが、国の悪政をそのまま区政に持ち込む区長の態度が明らかになりました。
70年前の道路計画優先のビジョン
昨年末発表された「区政運営の新しいビジョン」が、予算には最優先で盛り込まれています。
子育て分野では、区議団が保護者と連携、議会論戦で今年度17園の認可保育所増設を実らせることができました。ところが予算では、たった4園の新設と大幅後退。
高齢者問題では、特養整備も予算では1ヶ所のみ。3年間の目標も340床と、2600人の待機者の実態に合いません。
医療では、医療過疎解消のため、病床増を求め続けて、回復期リハビリ病院、順天堂練馬病院には90床と周産期・NICUの整備などが前進しました。しかし、ビジョンでは、急性期500床の計画は後景に追いやられています。
一方、半世紀も前の道路計画はしっかり盛り込まれ、準備予算だけでも6億4000万円です。
最終日は区議団全員が登壇し、2015年度予算案はじめ、教育への政治介入を許す条例、国保値上げや介護改悪、学童クラブの水準低下を招く条例に反対の立場で討論しました。
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