駆けある記

怒り心頭の要請行動ー認可保育所つくって

こんばんは。練馬区議会議員の、とや英津子です。

桜の花をはじめ、春の草花にうっとりする季節です。同時に年度末を迎え、あわただしく過ごしています。

3月23日、保育園入所をめぐる問題で、練馬区保育課長への要請行動が行われました。

21日(土)には、中村橋サンライフ練馬で「保活交流会」があり、赤ちゃん連れてお母さん、お父さんが直面している深刻な状況を明かしてくれました。

この交流会を受けての要請行動でした。

以下、衆議院候補だった原さんのレポートを掲載します。

0歳、1歳のお母さんたち7名を含む練馬父母連合会、保育問題協議会のメンバーで、のべ10名、皆さん赤ちゃんを抱っこしての参加で壮観でした!
昨年頃は「(新年度入所分)待機児ゼロにする予定です」と区民の不安に対し威勢よく答えていた保育課長でしたが、先月の第一次選考で800名以上の入所不承諾が出て、第二次選考でも入所できない人が続出している状況のもとで、この日、「待機児ゼロの見通し」についてこちら側から何回も質問しましたが、明快な答えが返ってきません。それどころか「3つしか園名を書かない人もいる」などと言い出す始末……。保護者の方が悪いかのような言い方に、参加者一同怒り心頭でした。
区側:いや国の基準どおり住民税での計算に変えたらもっと上がってしまうので、練馬区は所得税での算定制度を変えずに、保育料が引き上がらないよう努力をしたんです。
保問協会長:努力はいいけど延長料金別途徴収で、結果上がりますよね。
区側:・・・(この小規模保育園の延長保育料の件は知らなかった様子)

母C:認可保育園に入れたが延長枠に入れなかった。延長保育のある自宅から5キロ以上離れた保育園をわざわざ希望した意味がなかったです。しかも上の子とちがう保育園通い、どう考えればよいのでしょうか?
私たちが子どもを産み育てていることを歓迎してはくれないのですか?支えてくれないのですか?迷惑ですか?

母D:上の子と違う保育園にされてしまった。同じ指数の場合の優先項目説明に納得がいきません。

保問協会長:このお母さんたちは、子ども子育て支援制度への無理やりの移行のなかでの被害者ですよ。僕たちが昨年から「混乱しますよ」と指摘したとき「大丈夫」と言ったじゃないですか?待機児ゼロに全然なっていないじゃないですか?区は説明責任を果たせていないですよね?
保問協の要望書を読み上げます。(大声で読み上げ、手渡す)

要望書は、認可保育園の増設とともに、どこにも入所が決まらなかった人への緊急手立てや保護、そして保育格差をなくすための環境整備などを求める内容となっています。

練馬区は来年度予算で、認可保育所予定は4園にとどまっています。

認可を希望する子どもたち全員が入所できるよう、広範な区民の皆さんと力を合わせたいと思います。

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