駆けある記

道路予算のカラクリを考えるー都市計画道路問題で学習会

こんにちは、練馬区議会議員とや英津子です。

新年度になりました。今日は土曜日でしたが、武蔵大の入学式に合わせ、江古田駅で日本共産党の若者向けしんぶん赤旗の配布と政策を訴えました。

午後は練馬地域の会主催で、都留文科大学の安達智則氏による学習会。

きっかけは、東京都の都市計画道路の整備方針の第四次優先整備路線に会のみなさんが住んでいる地域を通る計画の放射35号線が指定されたことです。

計画幅員が27M~42Mにもなる道路が都市計画決定されたのは50年も昔の話。今頃になってたくさんの人たちを立ち退かせ、地域のコミュニティも壊す計画が浮上してきました。

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安達氏の話は、道路面積世界一の日本と地方自治世界一のドイツを比較し日本の道路計画の異常さを指摘。

また財政的には、道路は国の特別会計となっており、剰余金は2013年度は剰余金が1兆3486億円もあり潤沢な財政だといいます。

田中角栄当時の日本列島改造論の話。ガソリン税をはじめ、多くの税金が様々な形で道路財源に流れ込む仕組みを国がつくってきたことがわかり、興味深い講演でした。しかし本来5時間の内容を1時間に短縮したため、かなり薄めての話。またお聞きしたいと思います。

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